韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  中国 >  中国の躍進が止まらない 「EV専門メーカー」の急浮上と自国シェア50%突破で、日本勢はどうなるのか

中国の躍進が止まらない 「EV専門メーカー」の急浮上と自国シェア50%突破で、日本勢はどうなるのか

2023年7月5日、グローバルコンサルティング会社のアリックスパートナーズは、2023年中に中国国内における中国の自国自動車メーカーのシェアが初めて50%を超える見込みという調査結果を発表した。ちなみに同社の予想によると2023年中の中国における自動車販売台数は2490万台に達するとされている。この半数が中国国産車になるということである。

これら中国国内自動車メーカーのシェア拡大を支えているのは、電気自動車(EV)専門メーカーの躍進といわれている。すなわち、比亜迪(BYD)、上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(シャオペン)などの新興かつEVに特化した自動車メーカーが大幅に販売台数を拡大したということである。 現時点で、中国には自動車メーカーは何社あるのだろう。実のところ超弱小かつ登記だけというメーカーも多く、総数となると判然としていないというのが事実である。

相応の歴史もある大手というと、中国第一汽車集団(FAW):傘下に10社を越える子会社を抱える中国最大の自動車メーカー。中国初の高級車として共産党幹部専用に供された「紅旗」もここが手掛けた。子会社はいずれもトヨタ、ダイハツ、フォルクスワーゲン、マツダなどとの合弁会社であり、中国国内での生産を行うために設立されたものである。

スポンサードリンク


上海汽車集団(SAIC):傘下に10社近くを抱える。合弁相手はフォルクスワーゲン、GM、UDトラックス、イヴェコ、セアトなど。激安EVの宏光miniでその名を高めることとなった上汽通用五菱汽車もここの傘下企業である。 東風汽車集団(ドンフェン):傘下企業は約10社。合弁相手は日産、ホンダ、プジョー、シトロエン、KIA等。 長安汽車(チャンガン):傘下企業は7社。合弁相手はフォード、スズキ、三菱。かつてはいすゞとも合弁していた。 奇瑞汽車(チェリー):傘下企業は4社。合弁相手はジャガー・ランドローバーの5社が挙げられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a47a7a19241f7a98ade681e8be41c195e576246d

2023-08-09-k002.jpg

EVで真っ向勝負するのであれば、ここは素直にマーケティングから設計プランまで、中国メーカーのやりかたを参考にすることが必須となる。自動車の生産と販売において、あくまで現地のニーズに沿ったものとするというのは鉄則といえそうだ。相手を下に見ているだけでは何も進まない。そんなことを強く感じる昨今の中国自動車市場といえる。


関連記事

[ 2023年08月09日 07:53 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
中国のEVというのは、大八車、自転車、スクーターの
電動化から始まったオリジナル文化だから、よそから
入る市場ではないようだ。
「EVで真っ向勝負」はありえない。
[ 2023/08/15 12:35 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp