韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  韓国通信KT、トップ不在でも予想上回る業績…「設備投資減」影響

韓国通信KT、トップ不在でも予想上回る業績…「設備投資減」影響

韓国最大の通信事業者KTが今年第2四半期(4~6月)にマーケットの予想を上回る実績を収めた。通信や新事業、グループ会社の持続的な成長に支えられ、CEO(最高経営責任者)不在による設備投資の減少も利益率上昇の主な原因となった。

KTは7日、今年第2四半期に連結基準売り上げ6兆5475億ウォン(1ウォン=約0.1円)、営業利益5761億ウォンを記録したと発表した。前年同期比それぞれ3.7%、25.5%増加した。コンセンサス(証券会社の平均展望値)は売り上げ6兆5278億ウォン、営業利益5204億ウォンだった。 営業利益の増加は、CEO不在による設備投資減少の影響と見られる。KTの第2四半期連結基準の設備投資規模は6850億ウォンで前年同期(1兆560億ウォン)比35.1%減少した。

昨年末、代表取締役の選任手続きが相次いで不発に終わり、CEO不在が続いたため、大規模な投資決定に困難が伴った。使った資金が少ない分、利益が大きくなったという分析だ。ただ、KTは社内が安定化する下半期に設備投資を拡大する見通しで「核心グループ会社を含めグループ全体で前年と似た水準になる」と予想している。

スポンサードリンク


CEO不在の中でも各事業群は均等に成長した。主力のB2C(企業-消費者間)通信売り上げが2兆3902億ウォンで前年同期比0.8%増加した。5G加入者(928万人)の拡大が功を奏した。 超高速インターネットは高品質ギガインターネット需要拡大で売り上げが2.7%増えた。B2Cプラットフォーム事業の売り上げは5756億ウォンで3.8%増加。IPTV(インターネットテレビ)事業の売り上げも1.2%伸びた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a02158cc61201b7444da4dcff6a1ae9f340b8ed3

2023-08-15-k005.jpg

株式会社KTは、大韓民国最大の通信事業者。 本社所在地はソウル特別市南方の京畿道城南市。韓国取引所、ニューヨーク証券取引所に株式を上場している。 韓国において、ブロードバンド事業、携帯電話事業は子会社KTFが運営していたが、現在はKT本体による運営。ブランド名「olleh」)、インターネットポータル事業(サイト名「Paran」)、公衆無線LAN事業(ブランド名「Nespot」)などを手がける。


関連記事

[ 2023年08月15日 07:44 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp