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韓国政府、ローンスター国際投資紛争事件取り消し申し立て「仲裁廷の越権・規則違反」

韓国政府は、外資系私募ファンド「ローンスター」の外換銀行(現ハナ銀行)売却を巡り、韓国政府に約2800億ウォン(約309億円)の賠償責任を認めた国際投資紛争(ISDS)仲裁判定を不服として取り消しを申し立てた。

韓国法務部は1日、▽仲裁廷の明白な権限逸脱(越権)▽手続き規則の深刻な違反▽理由の不記載--を理由に国際投資紛争解決センター(ICSID)に裁定取り消しを申し立てた。 ローンスターは2012年、韓国政府が外換銀行売却過程に不当に介入して46億7950万ドル(現レートで約6811億円)の損害を被ったとしてISDSを提起した。 

ローンスターは2003年外換銀行を1兆3834億ウォンで購入した後、複数の会社と売却交渉を行って2012年ハナ金融持株に3兆9157億ウォンで売却した。 ローンスターはこの過程で韓国政府の介入により、高値で売却する機会を失い、価格まで下げなければならなかったとして損害賠償を要求した。

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ICSIDは昨年8月31日、ローンスターが韓国政府に請求した損害賠償金の4.6%に該当する2億1650万ドルを支払うよう判定した。 韓国政府に先立ち、ローンスター側は賠償金額が充分でないとして7月29日にICSIDに取り消しを申し立てた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4021be9e65e8769e6b0a4ace1c9b757273f1bf2a

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ローン・スター・ファンド(ローンスター)は、John Graykenによって創設された投資ファンドである。設立から約25年以上を経た2021年現在も、同社の最高運営責任者の任には、創業者であるJohn Graykenが当たっている。 アメリカのテキサス州ダラスにて1995年に設立。その2年後の1997年には日本へも進出、東京にオフィスを構えている。

ディストレス投資(経営破綻企業、経営再建途上企業の債券や株式を安価で購入し、経営再建し、資産価値の向上した後にそれらを売却することで 利益を得る投資手法)や不動産投資をメインに、アジア、北米、欧州を中心にグローバルにビジネスを展開。 本拠ダラス、先述の東京の他、ニューヨーク、ワシントン、モントリオール、ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、ハミルトン(イギリス 領バミューダ)に拠点を持ち(2014年10月現在)、設立から2014年までの間に、累積240億ドル以上、12のファンドを組成し、 450億ドル以上の資金を集めている。


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[ 2023年09月02日 07:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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