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韓国企業の過半数が「売り上げマイナス成長」

韓国で今年第2四半期(4~6月)の売り上げが1年前より減った企業が全体の半分を超えた。中国の景気不振に半導体の回復の遅れが重なり、韓国経済の根幹である製造業の経営を圧迫しているとみられる。

韓国銀行は外部監査企業のうち四半期・半期報告書を公示する上場企業を対象に金融監督院電子公示システムで資料を入手し、分析した結果を公開した。 外部監査企業とは、外部監査法に基づき▽資産総額120億ウォン(1ウォン=約0.11円)以上▽負債総額70億ウォン以上▽売上高100億ウォン以上▽従業員100人以上――などの基準のうち2つ以上を満たす企業を指す。資産総額や売上高が500億ウォン以上の会社も外部監査企業に当たる。

韓国銀行の分析結果によると、昨年末時点で外部監査企業1996社をみると、今年4~6月の売上高増加率の中位値は-0.8%だった。つまり、かなりの規模の企業でさえ過半数は売り上げがマイナスだったことを意味する。

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さらに、上場企業の売上高平均は中央値よりはるかに低い-4.6%だった。これは売上高増加率が中央より低い企業が全体平均を引き下げた結果だと言える。増加率下位の企業ほど不振が深刻だったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e8b3ad19a01ddcbc32b54081bb450008c7a1a2c

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韓国銀行が発表する四半期ごとの実質GDP成長率をみると、2023年第1四半期は前期比0.3%、第2四半期は同0.6%と、緩やかに増加している。 一方で、その内訳をみると、第1四半期、第2四半期ともに輸出入に足を引っ張られており、経済成長の中身に対しては厳しい見方がされている。

貿易統計をみると、2022年の年間貿易統計をみると、半導体、石油製品、自動車が輸出の主人公であることが分かる。 特に、半導体は輸出金額の18.9%を占める「屋台骨」だ。 なお、半導体の輸出金額は、2022年はコロナ禍で一気に広がったオンライン環境の拡大により、PC(パソコン)やタブレット、スマートフォン(スマホ)向けの半導体需要が増加し、2年連続で過去最高額を記録している。輸入については、国際的なエネルギー価格の高騰もあり原油や天然ガスなどが大幅に増加した。

しかし、年ベースでみると好調だった半導体輸出も、月ベースでは2022年下半期から2023年上半期にかけて減少し、直近の2023年7月の半導体輸出額は前年同月比16.4%減の74億4,300万ドルとなった。世界的な需要の落ち込み、メモリー半導体の価格下落が主な要因だ。 その結果、韓国の輸出総額は2022年10月から2023年7月まで10カ月連続、前年同月比でマイナスだ。実はこの期間、半導体が苦戦する一方で、着実に輸出を伸ばしている分野がある。それが自動車だ。

車載半導体の供給体制が正常化したことや、ハイブリッド車・電気自動車(EV)をはじめとしたエコカー需要が欧米諸国で旺盛だったことなどで、2023年4月には輸出総額に占めるシェアで半導体に並ぶまでに至った。 さらに、韓国産業通商資源部の報道資料によれば、2023年1~7月の韓国の自動車輸出額は416億ドルと、前年に比べて3カ月早く400億ドルを超えた。この勢いが続けば、2023年は過去最高の輸出額になると見込まれている。


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[ 2023年09月23日 08:33 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(2)
韓国がハイブリッド車を?
気になるニュースでした。
特に、韓国のハイブリッド車ですが、"どこの"技術なんでしょう?
[ 2023/09/23 11:47 ] [ 編集 ]
全体では、縮小均衡のバランス点に向かう。

2021~2022年のメモリ高収益は異常値だから
もう再現はない。

米国の産業回帰にお付き合いすると、産業の
海外移転だから収益は取れるが、国内雇用は減る。
国内雇用の確保が問題だろう。
[ 2023/09/23 23:45 ] [ 編集 ]
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