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EV・自動運転普及を見据え、九州の企業増産体制

九州と台湾の半導体企業や公的機関が主催する国際シンポジウムが今月7日、台北市で開かれた。テーマは「自動車用半導体」。性能向上に欠かせない部品で、いまや最新の車は「走る半導体」とも呼ばれる。半導体産業が集積する九州は自動車の生産拠点でもあり、市場拡大を見越してビジネスチャンスを探っている。

「車1台に搭載される半導体は大きく増える。車載用半導体は有望市場だ」。スマートフォンのカメラなどに使う半導体の一つ、画像センサーを生産するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(熊本県菊陽町)の山口宜洋社長は、シンポジウムで期待を込めた。 シンポジウムは、九州の半導体企業などでつくる「九州半導体・デジタルイノベーション協議会」(SIIQ)や九州大、台湾の公的機関「工業技術研究院」(ITRI)などが主催し、九州と台湾の企業や大学などから約100人が参加した。「自動車用半導体の市場ニーズとトレンド」を議題に、最先端技術や市場動向について意見交換した。

台湾の陽明交通大は、車載向け人工知能(AI)の開発状況を説明し、侯拓宏教授は「自動車に求められる計算量は指数関数的に増加している。自動運転化でAIは大きな役割を果たす」と強調。市場の成長期待に会場は熱気に包まれた。

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自動車に半導体が搭載されたのは1960年代からで、排ガス規制に対応するためエンジンの動きを制御するのが目的だった。その後、自動車の性能は格段に向上し、走行性や安全性、快適性を高めるために半導体は不可欠となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ff2073d206372f84dacd0f3decfe8dbe31df1ab

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市場調査会社の米グランドビューリサーチとグローバルインフォメーションによると、車載半導体の市場規模は2030年に777億ドル(約11兆円)と、22年の約1・8倍に拡大する見通しだ。電気自動車(EV)や自動運転車の普及が市場を後押しする。24年末までに本格稼働を始める台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場でも、自動車向け半導体を生産する計画だ。


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[ 2023年09月23日 08:44 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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