韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  国際 >  米政府、リチウム鉱山開発会社に過去最大10億ドルの融資検討

米政府、リチウム鉱山開発会社に過去最大10億ドルの融資検討

米エネルギー省は、米国内最大級のリチウム鉱床の開発を手掛けるカナダの資源会社リチウム・アメリカズに対して10億ドル(約1490億円)を融資する方向で協議を行っている。同省による鉱山会社1社への融資額としては過去最大。重要鉱物の国内供給を確立する狙いがある。

バイデン政権とリチウム・アメリカズは、ネバダ州にある「サッカー・パス」リチウム鉱山向けの融資条件を協議しており、開発費用の半分以上を融資で手当てする可能性がある。情報の部外秘を理由に内情を知る関係者が匿名を条件に明らかにした。

リチウム・アメリカズの株価は29日の取引で一時9.5%高と急伸。エネルギー省は融資申請についてはコメントしないと述べた。リチウム・アメリカズは現時点でコメントの要請に応じていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2d1d16548d66c20ef8882cfa904494bf64ddc27

スポンサードリンク


自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)は2023年1月31日、カナダの資源会社リチウム・アメリカズが進める米国ネバダ州タッカーパス鉱山でのリチウム開発プロジェクトに対し、6億5,000万ドルの株式投資を行うと発表した。 タッカーパス鉱山は2026年後半に生産を開始する予定。GMは今回の投資を通じ、生産開始後の第1フェーズで独占的にリチウムの供給を受ける権利を得る。電気自動車(EV)の普及が進む中、バッテリーの主原料となるリチウムの確保は自動車メーカーにとって重要な課題となっている。

2012-02-15-gm.jpg

GMは、現在稼働中のオハイオ州ウォーレンにあるLGエナジーソリューションとの合弁会社アルティウム・セルズの工場のほか、2023年にテネシー州スプリングヒル、2024年にはミシガン州ランシングで、バッテリーセルの生産開始を予定している。そのほかの拠点を含め、稼働すれば合計で年間160ギガワット時(GWh)の生産能力を有することになる。また最近では、ブラジルの鉱業会社ヴァーレの子会社ヴァーレカナダとニッケルの長期供給契約に合意するなど、バッテリー材の確保に向けた動きが目立つ。

リチウム・アメリカズは2007年に設立された企業で、現在は米国のほか、アルゼンチンでのリチウム開発プロジェクトも手掛ける。GMが今回投資するタッカーパスのリチウム鉱床はネバダ州北部にあり、約1,630万年前に形成され現在は活動を停止している1,200平方キロの大規模火山内に位置する。火山噴火時に形成されたリチウムを豊富に含む湖が再度の火山活動により干上がり、地表近くに鉱床が形成されたという経緯だ。リチウムの埋蔵量は米国最大で、炭酸リチウムに換算して年間8万トン、最大で100万台分のEVバッテリー用のリチウム生産が可能になると見込まれている。


関連記事

[ 2023年09月30日 08:15 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(1)
米国の資源投資先はカナダ一択
ウランも原油もレアアースも、米国の資源投資先は手堅くカナダに集中している。
[ 2023/10/01 07:38 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp