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ウォール街、膨張する米国債務を懸念…FRBを窮地に追い込む恐れも

米連邦準備制度理事会(FRB)は、米政府が抱える33兆5000億ドル(約5000兆円)もの債務に対する投資家の不安にどう対応すべきか苦慮しており、今後、潜在的な政策の落とし穴に直面する可能性がある。

米財政の先行きに対する懸念は既に米国債利回り上昇の一因となり、政策当局者を驚かせ、追加利上げの先送りを検討させている。米国の財政難に対するウォール街の懸念はFRBの二大責務の両方にリスクをもたらしている。 赤字と債務をめぐる不安は長期金利に上昇圧力をかけ、成長を鈍化させ、失業率を押し上げる恐れがある。同時に、FRBが連邦政府の借り入れコストを抑えるために物価安定の目標を軽視していると受け止められれば、なおさらインフレの火種となり得る。

2002-06年にジョージ・W・ブッシュ元大統領のアドバイザーを務めたケビン・ウォーシュ元FRB理事は「投資家が米財政の持続可能性をどう見るか、その根本的な変化の始まりを目にしている」と述べた。

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国債価格が下落し、指標となる10年債利回りは今年最低だった4月6日の3.31%から今月17日には4.83%まで上昇した。この背景には、確かに他の力も働いている。その最たるものが、過去数十年で最も積極的な信用引き締めに直面しても米経済が底堅さを維持していることだ。 パウエルFRB議長は19日、ニューヨークのエコノミッククラブでの講演で自身の見解を述べる予定だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d0f0ac27fec3c633dc9bfd46e560d75863f8e88

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5月27日土曜日、米国連邦政府の債務上限(デット・シーリング)の引き上げについて基本合意に達したという報道が流れた。 債務上限引き上げとは、政府が法的に設定した債務(国の借金)の上限を増やすことを指す。 米国においては、政府が発行できる国債の総額の上限が法律によって定められており、この上限を債務上限と呼ぶ。

政府が歳出を賄うために必要な財源が税収だけでは足りなくなり、追加で国債を発行して調達する必要が生じた場合、その国債の発行額が債務上限を超えてしまうと、法律上、新たに国債を発行することができなくなってしまう。これが債務上限問題。 債務上限が引き上げられない場合、政府は法定通貨を発行するための財源を失い、国債の利払いやその他の政府支出を賄えなくなる。この状況は「債務不履行」または「デフォルト」とも呼ばれ、その結果、金融市場に大きな混乱を引き起こす可能性がある。


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[ 2023年10月19日 08:08 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(1)
本当に懸念されている米財政赤字
米国はバイデン政権になってから急激に財政赤字を増やしました。
FRB当局者すら、率直に言ってバイデン政権の「放漫財政」であり「持続不可能」と認めています。
フィッチは今年8月に米長期国債格付けをトリプルAからダブルAプラスに格下げました。
債務問題は今後も燻り続け、来年の大統領選にも影響することは疑いないでしょう。
[ 2023/10/19 11:01 ] [ 編集 ]
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