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逆風のEV、どうなる米市場 割高価格や高金利で最大手テスラも失速

米国の電気自動車(EV)普及が鈍化しつつある。ゼネラル・モーターズ(GM)が生産目標を取り下げるなど各社が相次ぎEV戦略を修正、最大手のテスラも販売に陰りが見える。割高な価格やインフレ、高金利が背景にあり、バイデン政権が進めてきたEV普及策に逆風が吹いている。

「EV事業の収益性を強化し、目先の成長鈍化に対応する」。GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は10月の決算説明会で、来年半ば時点で累計40万台としていたEV生産目標を見直す考えを明らかにした。需要が伸び悩んでいるためで、ホンダとのEV量販モデルの共同開発も中止した。

EV事業で赤字が続くフォード・モーターも、南部ケンタッキー州での車載電池工場などEV関連の一部投資を延期する方針を示した。GM、フォードとも9月から続いた大規模ストライキで25%の賃上げを余儀なくされ、生産コスト増の不安も抱える。

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市場を牽引(けんいん)してきたテスラの勢いも鈍っている。今年7~9月期の世界販売台数は前年同期比27%増だったが、83%増だった4~6月期からは失速。シェア獲得を優先し主力車種を値下げしたため採算も悪化し、7~9月期の純利益は前年同期比44%減となった。
https://www.zakzak.co.jp/article/20231115-WWCP6MNJJ5NZXPFVBJAVIGDLWY/2/

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ゼネラル・モーターズ(GM)が生産目標を取り下げるなど各社が相次ぎEV戦略を修正し、最大手のテスラも販売に陰りが見える。割高な価格やインフレ、高金利が背景にあり、バイデン政権が進めてきたEV普及策に逆風が吹いている。 GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は10月の決算説明会で、来年半ば時点で累計40万台としていたEV生産目標を見直す考えを明らかにした。需要が伸び悩んでいるためで、ホンダとのEV量販モデルの共同開発も中止した。

EV事業で赤字が続くフォード・モーターも、南部ケンタッキー州での車載電池工場などEV関連の一部投資を延期する方針を示した。GM、フォードとも9月から続いた大規模ストライキで25%の賃上げを余儀なくされ、生産コスト増の不安が増加している。


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[ 2023年11月15日 08:08 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(1)
問題は他にも...
EVの市場戦略は、グリーンエネルギーを推進する国々においても、経済状況の悪化から萎む傾向にあります。
世界的なインフレや金利高騰は、CPI/PPI減退の主要原因ですが、EV販売では、その割高な『保険料』も大きな足枷になっています。
バッテリーが命のEVで、ささいなバッテリートラブルが、車体価格の8割、9割相当の修理費(恐らくバッテリーシステム全体の交換)につながることもあり、世界中の損保会社が、EVバッテリー故障の保険料算定に苦慮しているという話が出ています。バッテリー火災の多いメーカー車や特定のモデルが、保険をかけられないこともあるそうです。
[ 2023/11/15 09:55 ] [ 編集 ]
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