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半導体の在庫資産減り、輸出もプラス…サムスン電子・ハイニックスに春到来か

メモリー半導体の冬は過ぎ去ったのだろうか。半導体業界の業績悪化で生産量を減らしていたサムスン電子とSKハイニックスの半導体の在庫水準が改善されている。

15日にサムスン電子とSKハイニックスが公示した今年第3四半期(9月末時点)の四半期報告書によると、ハイニックスの在庫資産は、昨年末に減産を始めてから着実に減っており、サムスン電子の半導体(DS)部門の在庫資産の増加幅も減少したことが確認された。在庫資産は、企業が営業活動の過程で販売する目的で保有する資産で、業況が周期的に変わる代表的な産業である半導体の場合、業況を感知するシグナルともみなせる。

ハイニックスの今年9月末時点での在庫資産は14兆9479億ウォン(約1兆7000億円)で、半導体景気が冷え込んだ昨年末の15兆6647億ウォン(約1兆8000億円)より4.8%減少した。ハイニックスの在庫資産は、半導体業況が悪化した今年第1四半期に17兆1322億ウォン(約2兆円)まで増えたが、減産した効果が現れ、第2四半期から減り始めた。ハイニックスは昨年10月頃からウェハーの投入量を減らし、減産に入った。

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サムスン電子の半導体部門の今年9月末の在庫資産は、33兆7037億ウォン(約3兆9000億円)と報告された。昨年末の29兆576億ウォン(約3兆4000億円)に比べ13.1%増えたが、今年に入ってから在庫資産の増加率は、第1四半期は9.94%、第2四半期は5.45%、第3四半期は0.12%と減少傾向にある。サムスン電子は4月から減産を公式化した。市場では、サムスン電子はDRAM半導体の30%、NANDフラッシュの40%を来年上半期まで減産すると見通している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4be4830d0053ee884c031e5a35479829a31c97e0

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サムスンは、メモリーの固定取引価格が上昇し、市場需要が大きく伸びなかったことが、在庫資産の減少にまでつながらなかったとし、人工知能(AI)産業の拡大によって、収益性の高い次世代半導体(DDR5、HBM、LPDDR5x)の需要が増加しており、在庫と実績の改善に肯定的な影響を及ぼすとしている。

また先月のメモリー半導体の輸出額が増加傾向に戻ったことも、業況の回復に肯定的だ。産業通商資源部が発表した10月のメモリー半導体(DRAM・NANDフラッシュ)の輸出額は45億1000万ドルで、前年比で1%増えた。半導体が好況だった昨年6月以来16カ月ぶりに月輸出額が増加した。


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[ 2023年11月17日 07:41 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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