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サムスンの教訓に学べること 京都大学産官学連携本部客員准教授・瀧本哲史!

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アベノミクスの金融緩和の結果、極端な円高が是正され、日本の本来の競争力を発揮できる機会が戻ってきた。その一方で、日本の製造業を脅かしたサムスンの凋落(ちょうらく)が激しい。企業の落日は、中にいる人ほど実感できるもので、サムスンからの人材流出を取り上げた「サムスン斜陽…日本と同じ道? 海外現地採用者の離職相次ぐ」(22日付msn産経ニュース)が興味深い。

この記事はサムスン電子グループとも関連の深い韓国・中央日報の記事をもとに、サムスンの現状をクールに分析している。利益依存率の高いスマートフォン関連事業の不振から7日、同社の株価は前日比6・2%下落し、1日で15兆2千億ウォン(1兆2千億円強)の時価総額資産が吹き飛んだ。

将来を悲観する人材はサムスンからの脱出を考え始める。実は、日本企業の将来を悲観した技術者が大量にサムスンに転職している。彼らには、今のサムスンがどう見えるのか。この記事によると、かつて日本企業が陥った間違いをサムスンが犯しつつあるとする。今成功しているスマホ関連に偏り、次のビジネスに対して「集中と選択」を仕掛けていく勢いを失ってしまったのだという。

しかし、こうした日本人技術者も、必ずしも日本企業に戻りたくはないようだ。

というのも彼らには、ほとんどの日本企業はサムスン以上に決断ができない深刻な体質に見える、とのことである。現場がいかに優秀であっても、組織の盛衰はむしろ大きな方向転換ができるかによって決まるとも言える。これからは、サムスンさえ陥ったわなから、どれだけの日本企業が方向転換できるかが問われることになるだろう。

一方、メディア業界の技術者といえば、記者、編集者となろう。最近雑誌やネットメディアの面白いプロジェクトで産経出身者に出会う。あるメディア関係者に聞いたところ、産経の記者は大企業にありがちな「看板で仕事をする」ことができないそうだ。そして、署名記事も多く、一人一人が個性のある記事を書けるので実力をつけるには良い環境らしい。

つまり、産経は一騎当千のジャーナリストを育てる土壌を持っているということになろう。新聞がメディアの多様化の中で、冬の時代といわれて久しい。その中で、産経は他社が欲しがる優秀な人材の宝庫なのだから、この人材を最大限活躍できる環境を整備し、アベノミクスの流れに乗ってこれまでの経営方針にこだわらず、「集中と選択」を決断し、再躍進する日本企業の先頭に立ってほしいものである。

  ◇   ◇   ◇

【プロフィル】瀧本哲史

たきもと・てつふみ 東京大法卒。東大助手、マッキンゼーを経て独立。投資家。全日本ディベート連盟代表理事。

(産経ニュース)


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そもそも”選択と集中”は日本企業の企業理念だった。企業の業績が良いと何故か”選択と集中”の成功と言われ賞賛される。企業の業績が低迷すると社長は選択と集中で…を繰り返す。

選択と集中には、その前段階に「売れる商品の開発」という重要な仕事がある。日本の高度成長時は「世界一の品質」だった。それは売れる商品があった時代だからだ。

今は様々な商品が出そろって売れる商品が無い。これで世界に出て行けばシャープ・ソニー・パナソニックの状況となる。世界に出て行く企業は、得てして「マーケティングに弱い」。

国内・世界市場を調査し、今顧客が求める物は何か? そして次ぎに求める物は? を徹底的に調査する。
日本が弱いのは、この部分である。

求める物が決まれば、”選択と集中”は日本のお家芸である。いまは何を選択して何に集中するのか? これが不明確なのです。社長が悪いと言えばそれまでですが、マーケティングは社長含めたプロジェクトチームです。

そういうプロジェクトチームがいくつもの売れるであろう商品を統計的データーを元に解析し提案する。
きめた提案を製造まで持って行くまでを「マーケティング」とします。

プロジェクトチームというのは日本企業で多く存在してますが、市場調査の精度と予測が違います。

サムソンは市場調査と製造の立ち上げスピードから”選択と集中”が成功した例です。
がしかしこれからが正念場です。

商品が似てきて、何かを変えて商品を顧客へ提供する”選択と集中”は失敗します。
常に顧客が求める商品を追求する事が重要で、顧客が求める事が時代に反しても顧客を重視するのが顧客重視型マーケティングです。

そして売り上げありきでは無く、顧客重視の結果である事はもっと重要です。売り上げは目的ではあるのですが、顧客の求める商品を提供して、どうだったか? が結果です。 目標と結果から出るのが企業業績です。

サムソンもこれから悩み続ける事でしょう。

日本企業は円安の短い間に、顧客重視型マーケティングを組織或いはプロジェクト化して、企業は顧客のためにあると言う事を企業理念として出直すべきです。

そして安く安全で故障しない品質で顧客に提供して欲しいものです。

[ 2013年06月30日 21:06 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
今のサムスンは「選択と集中」の選択肢がたくさん
あるわけじゃないでしょう。他社オリジナルの同等品を
低賃金で安く作るというビジネスモデルの限界です。
底力のある会社だからいずれ先端的オリジナル商品が
出るでしょうが、それの事業規模が小さければ縮小均衡へ
向かわざるをえない。いずれにしても転職採用者の
大多数はサムスンに残る理由はなくて退職になります。

選択と集中に行き詰まったら、シリコンバレーを
見るべきです。いまはシリコンじゃなくて、バイオなど
別分野が大きくなっているらしいです。
[ 2013/06/30 21:43 ] [ 編集 ]
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