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韓国銀行（中央銀行）は１２日、世界経済の回復により輸出の増加と内需の改善が続いていることから、２０１０年の国内総生産（ＧＤＰ）伸び率見通しを０．５％ポイント超引き上げた。

一方で２０１０年のインフレ見通しは下方修正した。これを受け、上期に利上げはないとの見方が強まった。

同中銀は声明で、２０１０年の経済成長率が５．２％になるとの見通しを示した。昨年１２月に示した従来予想は４．６％だった。

２０１０年のインフレ見通しは２．６％とし、従来の２．８％から引き下げた。

韓国中銀は９日、予想通り、政策金利を過去最低の２．００％に据え置いた。

同中銀は２０１０年の個人消費と設備投資の見通しもそれぞれ４．０％増、１３．４％増に上方修正した。従来予想はそれぞれ３．６％増と１１．４増％だった。

輸出の伸びについても９．３％から１１．９％に引き上げた。

２０１１年のＧＤＰ伸び率予想は４．８％に据え置いた。

（ロイター）