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存在感増す谷内国家安全保障局長 オバマ政権の異例厚遇

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国家安全保障会議(日本版NSC)の事務局である国家安全保障局の谷内正太郎局長(元外務事務次官・1969年外務省入省)の存在感が際立っている。

訪米した谷内氏は1月17日午前、国防総省(ペンタゴン)でチャック・ヘーゲル国防長官、同日午後にはホワイトハウスでスーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)、国務省でジョン・ケリー国務長官と相次いで会談した。

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ワシントンを訪れた日本の外相が、米政権のメーンプレーヤーである国務長官、国防長官、そして米国NSC事務局長の大統領補佐官の3人と会談した先例は知らない。しかも、同じ日に。オバマ米政権の異例の厚遇であったことが分かる。

さらに、「G2(米中)」論者であるライス女史との会談では、安全保障政策のカウンターパートとして両者間にホットラインを常設することで合意した。

昨年12月26日の安倍晋三首相の靖国神社参拝によって、オバマ政権の対安倍不信が指摘されていただけに、安倍官邸の憂慮も払拭できたかに見える。それだけ谷内局長への米側の期待感が高いということだろう。

国家安全保障局は1月7日に正式発足、谷内氏は職員を前に訓示した。その中で本音を語った。

外務省を退官して6年間、民間に身を置き、自由にモノが言えることを満喫したと断った上で、おおむね次のように述べたという。

初代局長就任を固辞してきたが、亡くなった父のいる天国に自分が訪れたとき、「お前はそれでよかったのか、お国に奉公しないで後で悔やむことはないか」と父に問われたら答えに窮する。それで、引き受けることにした。やるからには全力投球する。君たちもぜひとも頑張ってほしい-このように述べたというのだ。

そして、谷内氏はいま全力投球している。外務事務次官時代の同氏は、部下の能力を引き出して任せるタイプだった。ところが、報告書類1つにしても、全てに目を通す。

谷内氏もまた、安倍首相同様、従前の谷内氏ではない。変わったのだ。

ダボス会議に出席、帰国した安倍首相は24日、通常国会冒頭の施政方針演説を行い、翌日、インドに向け、発った。

米英独仏4カ国を訪れた谷内氏は、インドで安倍首相に合流する。官房副長官補時代、「格下」として会えなかったシン首相の安全保障担当補佐官(閣僚級)と会談する。谷内氏外遊は12泊の強行軍であった。 

(ジャーナリスト・歳川隆雄)

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140128/plt1401280736001-n1.htm



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[ 2014年01月28日 13:35 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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