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どうして? 興味ないの? 中国の女性が日本や韓国に比べて化粧をしない理由

日本はメイク術が、韓国は整形術が発展しているという話をよく見聞きする。その形式は違うが、女性が美容にこだわるという点では一致している。一方、中国で発展しているとされるのは、写真を加工して美しく見せる技術。どうして中国人女性はリアルな世界での「化粧」に対して興味が薄いのか。中国メディア・雲浮時刻網が8日に伝えた。

記事は、アジアの4大美容術として「タイの性転換、韓国の整形、日本のメイク、中国の画像加工」を挙げたうえで、「どうして中国人は日本人や韓国人のように化粧を好まないのか」とする、ネットユーザーの疑問を紹介。これに対する別のユーザーから寄せられた回答の内容を伝えている。 まず1人目は「中国人は化粧が嫌い、という訳ではない。単に愛する美容の方法が異なるだけなのだ」とし、「おめかし」の方法は社会のルールによって影響するものであるとの見解を披露。中国人は古来から自然美が最も美しいと認識しているゆえ、中国の女性は薄化粧を好むとしている。濃い化粧は不快であり浮ついたイメージを抱き、整形手術については「たちまち近所の噂話になる」と解説した。

2人目は「化粧は大量の時間と金銭、そして絶えず学びトレーニングすることが必要とされる」と説明したうえで、日本と韓国には「女性が化粧をしないで外に出れば、無教養、社会に不適合、生活能力が低いと見なされる」社会的風潮があると解説。一方中国にはそのような社会的ルールがなく、化粧において女性が感じるプレッシャーが少ないばかりか、逆に化粧に精力を注ぎこめば「不真面目、向上心がない。なにか良からぬ仕事をしているのでは」などと見なされる可能性があると説明した。

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なかなか興味深い分析だ。経済が発展した時期が遅かったため、美容にこだわる余裕がこれまでなかったという見方もできるかもしれない。記事は「こういった状況は徐々に変化しつつある。各種美容産業が若い世代の間で発展しだしているのだ」と伝えている。「PS」(中国で画像加工の意味で用いられる)ではない、リアルな美容へのこだわりが高まる中で、中国では今後どのようなスタイルの美容が主流になっていくのだろうか。
サーチナ
http://news.searchina.net/id/1609535?page=1

【管理人 補足記事&コメント】
日本では古代から大正時代に至るまで、お歯黒と呼ばれる歯を黒く塗る化粧が行われていた。平安時代には男性もお歯黒をすることがあったが、江戸時代にはお歯黒は既婚女性の習慣となった。口紅は紅花を原料にしたものが使われていたが、極めて高価な品とされていた。また、江戸時代にはメタリックグリーンのツヤを持った口紅「笹色紅」が江戸や京都などの都会の女性に流行した。日本の白粉は液状の水白粉であり、西洋と同じく主な成分に水銀や鉛を含んでいた。長期的な使用者には鉛中毒や水銀中毒による肌の変色(白粉焼け)が多くみられたといわれている。

男性も、公家が古代より白粉などで化粧をする習慣が存在し幕末まで続いた。武家もやはり公家に習い公の席では白粉を塗っていたが、江戸時代中期には、化粧をして公の席へ出る習慣は廃れた。 大正時代には、和風の化粧をベースに、西洋の頬紅を使ったり耳元に紅を入れるなどの和洋折衷の化粧が流行った。白だけだった白粉も、ベージュや赤みを帯びたものも使われるようになった。本格的に西洋風の化粧が行われたのは、関東大震災後のことだった。モダンガール(モガ)と言われた一部の女性たちの間に、アイシャドウや唇全体に塗った口紅といった化粧が行われ、断髪や足の出るスカートといったいでたちとともに、保守的な人々の非難の的となった。

1990年代後半から2000年代には、ファッションの多様化が進んだ。前述の美白指向の定着により、ナチュラルな白肌メイクが多数派になっているが、濃い色のチークやファンデーションも好んで使われ、一時は「ガングロ」と言われる黒い肌の女性も現れた。また、茶髪が一般人に広まり、マニキュア・ネイルアート・ピアスも多様なデザインのものが現れている。タトゥーに関しては、以前よりも広まっているが、社会的な拒否感もあり、定着しているとは言いがたい。何とも日本の歴史が物語るようだが…。。。




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[ 2016年05月12日 18:55 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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