アイドルだけでは限界…韓国芸能事務所「ドラマ・バラエティも自力で」
韓国芸能事務所に地殻変動が起きている。所属アーティストを管理するマネジメント中心の業務から、テレビ番組およびコンテンツを直接手がける制作側に事業の重心をシフトさせつつある。これに伴うスターPD(プロデューサー)と作家の獲得合戦も熱くなっている。アイドル芸能事務所という枠を越えて、コンテンツ制作会社としての変身は果たして成功するだろうか。
ドラマ強国を目指すSM vs JYP
SMエンターテインメントは他に先駆けて2012年に子会社のSM C&Cを設立してコンテンツ制作に参入した。所属アイドルのSHINee(シャイニー)ミンホとf(x)の当時メンバーだったソルリを主人公に据えた『花ざかりの君たちへ』、少女時代ユナが出演した『総理と私』、イ・ヨニ主演の『ミスコリア』等、初期作では不振を免れなかった。所属俳優よりも作品性に軸足を移した後はその戦略が功を奏して、昨年は『町の弁護士チョ・ドゥルホ』『38師機動隊』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』等が続けてヒットし、SM C&Cの昨年7-9月期営業利益は約24億ウォン(約2億3600万円)で前年同期比1638%増加するなど大きく躍進した。
同じ期間、SMの営業利益が中国の限韓令の影響で約28%減となる135億ウォンを記録していたこととは正反対だ。SMはこのような成果をテコに、飛行機墜落事故というユニークな素材を使ったMBC(文化放送)ドラマ『ミッシングナイン』を手がけるなど、年頭からドラマ制作に心血を注いでいる。
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2013年にドラマ製作会社JYPピクチャースを設立したJYPエンターテインメントも、ジョン・ヨンファとイ・ヨニが主演の『ザ・パッケージ』(原題)で初の事前制作ドラマに挑戦する。4月にJTBCでの放送が予定されている同作は、ドラマ『チュノ~推奴~』のチョン・ソンイル作家の新作だ。『ごめん、愛してる』のイ・ギョンヒ作家も製作に参加している。
http://japanese.joins.com/article/397/225397.html?servcode=300§code=300
【管理人 補足記事&コメント】
2014年における卸売価格ベースによる順位付けでは、トップがアメリカ、第2位に日本となっている。この2国で世界全体の約半数を占める形となっている。日米に続くのはドイツ、そしてイギリス。それぞれ14億ドル前後。その後ろにはフランス、オーストラリア、カナダが並んでいる。あらためて日本の市場の大きさが確認できる。韓国は日本の10分の一でしかない。
一方、日本は「パッケージの」音楽ソフトの売上では世界一である。とはいえ日本ではパッケージソフトの売上が漸減し、有料音楽配信は従来型携帯電話からスマートフォンへの移行に伴い、この数年で急速に売り上げを落としている。現在17%でしかない有料音楽配信全体のシェアも、じわりと確実に漸増していくようだ。
韓国における音楽事務所は規模が小さく、日本で儲けてアメリカに進出するパターンだが、中国でドラマをきっかけにK-POPも売れた事で経済と位置付けたが、日本の企業規模とは比較対象外であるから、経済云々などというのは論外だろう。
ドラマ強国を目指すSM vs JYP
SMエンターテインメントは他に先駆けて2012年に子会社のSM C&Cを設立してコンテンツ制作に参入した。所属アイドルのSHINee(シャイニー)ミンホとf(x)の当時メンバーだったソルリを主人公に据えた『花ざかりの君たちへ』、少女時代ユナが出演した『総理と私』、イ・ヨニ主演の『ミスコリア』等、初期作では不振を免れなかった。所属俳優よりも作品性に軸足を移した後はその戦略が功を奏して、昨年は『町の弁護士チョ・ドゥルホ』『38師機動隊』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』等が続けてヒットし、SM C&Cの昨年7-9月期営業利益は約24億ウォン(約2億3600万円)で前年同期比1638%増加するなど大きく躍進した。
同じ期間、SMの営業利益が中国の限韓令の影響で約28%減となる135億ウォンを記録していたこととは正反対だ。SMはこのような成果をテコに、飛行機墜落事故というユニークな素材を使ったMBC(文化放送)ドラマ『ミッシングナイン』を手がけるなど、年頭からドラマ制作に心血を注いでいる。
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2013年にドラマ製作会社JYPピクチャースを設立したJYPエンターテインメントも、ジョン・ヨンファとイ・ヨニが主演の『ザ・パッケージ』(原題)で初の事前制作ドラマに挑戦する。4月にJTBCでの放送が予定されている同作は、ドラマ『チュノ~推奴~』のチョン・ソンイル作家の新作だ。『ごめん、愛してる』のイ・ギョンヒ作家も製作に参加している。
http://japanese.joins.com/article/397/225397.html?servcode=300§code=300
【管理人 補足記事&コメント】
2014年における卸売価格ベースによる順位付けでは、トップがアメリカ、第2位に日本となっている。この2国で世界全体の約半数を占める形となっている。日米に続くのはドイツ、そしてイギリス。それぞれ14億ドル前後。その後ろにはフランス、オーストラリア、カナダが並んでいる。あらためて日本の市場の大きさが確認できる。韓国は日本の10分の一でしかない。
一方、日本は「パッケージの」音楽ソフトの売上では世界一である。とはいえ日本ではパッケージソフトの売上が漸減し、有料音楽配信は従来型携帯電話からスマートフォンへの移行に伴い、この数年で急速に売り上げを落としている。現在17%でしかない有料音楽配信全体のシェアも、じわりと確実に漸増していくようだ。
韓国における音楽事務所は規模が小さく、日本で儲けてアメリカに進出するパターンだが、中国でドラマをきっかけにK-POPも売れた事で経済と位置付けたが、日本の企業規模とは比較対象外であるから、経済云々などというのは論外だろう。
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