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「真のレアアース大国」は中国ではなく日本

レアアース(希土類)はモーターを始め、ハイテク製品に広く使用されている。今日の世界において必要不可欠な物質であるレアアースだが、中国は世界最大のレアアース生産大国であり、日本は今も中国から多くのレアアースを輸入している。

しかし、中国では長年にわたって乱採掘が行われてきた結果、レアアースの埋蔵量が大きく減少したと言われている。その一方で、日本を取り囲む海の底には莫大なレアアース資源が埋蔵しているという調査結果がある。中国メディアの今日頭条は5日、天然資源に乏しいと言われる日本こそが「実はレアアース大国」であると論じる記事を掲載した。

記事は、日本の最東端の島であり、日本本州から遠く離れた南鳥島について「日本が第2次世界大戦で敗戦したことで、南鳥島を含む小笠原諸島の施政権を失い、サンフランシスコ講和条約で米国の施政権下に入った」という過去があるが、現在はすでに日本に返還され、日本領になっていると紹介した。

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日本の本州からは非常に離れている南鳥島だが、「この島は日本にとって非常に重要な島であることがわかる」と記述し、その理由として、南鳥島に航空機を配備すると太平洋の広い海域をカバーでき、実際に日本は南鳥島に滑走路を整備していると指摘した。

続けて、南鳥島の「周辺海域には濃度の高いレアアース資源が眠っている」と伝え、しかもレアアースが堆積している範囲は1000平方キロに達するとの見方があり、日本国内の消費量の約230年分に相当する規模だと紹介。この数字は、中国の内モンゴルにあるレアアース鉱山でさえも見劣りしてしまう規模であり、日本はまさにレアアース大国であると指摘した。
http://news.searchina.net/

【管理人 補足記事&コメント】
本州から1800キロ、わが国の最東端に位置する南鳥島の排他的経済水域(EEZ)の海底で、膨大な量のレアアースを含む泥(希土泥)が見つかった。レアアースの濃度が1000ppmから1500ppmという非常に高品質な泥で、濃度が400ppmの水準にとどまる中国の鉱床より数倍、良質であることも判明した。発見したのは東大大学院工学系研究科加藤泰浩教授の研究チーム。

一方で、レアアースの輸出価格の決定権は買い手側である日本や米国の手中にある。なぜならレアアースを付加価値の高い製品に加工する技術は日米の企業が持つためだ。日米企業の技術は知的財産権であると同時に特許で守られており、中国はその特許を侵害するわけにはいかない。

従って、中国がレアアース生産を制御すれば世界のレアアース産業を制御できるわけではなく、中国がレアアース市場における発言権を得るためには付加価値の高いレアアース製品を生産するための技術が必要不可欠となる。また、日本では代替え技術も進んでいる。




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[ 2017年09月08日 11:58 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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