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三星、ギャラクシーノート8の中国発売に合わせて「ウィチャットペイ」と提携

三星(サムスン)電子がギャラクシーノート8を中国で発売し、低迷している中国での事業の巻き返しを狙う。三星電子は13日(現地時間)、中国・北京798芸術区で地元のメディアや取引先の関係者など900人余りが出席した中、ノート8の中国発売行事を開催した。三星電子無線事業部の高東眞(コ・ドンジン)部長(社長)は基調演説で、「中国は最も重要な市場だ」とし、「三星の技術力をもとに、中国消費者らの信頼と愛をさらに多くを手にできるよう、努力を続けていきたい」と述べた。ノート8は中国で29日に正式発表される。

三星電子は、ノート8の中国発売に合わせて、「ウィチャットペイ」と戦略的提携を交わし、中国モバイル決済市場を拡大する。
アリペイに続き、中国二大決済サービスとも提携したことにより、三星ペイの利用者らは中国内のほとんどの店で簡単にモバイル決済サービスを利用できるようになった。また三星は、最近中国で脚光を浴びている共有自転車サービス会社「モバイク」とも協力する。ノート8のユーザーは、カメラを実行してモバイク自転車のQRコードをスキャン後、簡単な操作で利用できる。

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今回のノート8の発売が、三星の中国内での存在感を取り戻すきっかけになれるかどうか注目が集まっている。三星電子はギャラクシーS8を出したが、依然中国市場で一桁のシェアで苦戦している。そのため3月頃、中国責任者を交代させたのに続き、先月は7つの拠点地域別に分かれていた組織を中央集中型に統合するなど、大々的に再編した。ノート8は、組織改編以後初めて発売される主力製品であり、今後の三星の中国ビジネスにおいて分岐点になるとみられる。
http://japanese.donga.com/

【管理人 補足記事&コメント】
支付宝(アリペイ)は、インターネットショッピングモールの淘宝網(タオバオ)を運営する阿里巴巴(アリババ)集団が提供している第3者決済サービスで利用登録者は約8億人と言われる。中国の方がアリペイに預金をしておくと、年利で約5%ほどの金利がつくことや、個人間送金に便利なこと、中国国内で偽札が蔓延していることなどから多くの人に使われている。微信支付(WechatPayment)は中国版LINE(ライン)と言われるチャットアプリの微信(WeChat)を運営している騰訊控股(テンセント)の提供するアプリ決済サービスである。微信(WeChat)は、中国国内で圧倒的な市場シェアをもっており、利用登録者は約6億人と言われる。

中国市場で一桁のシェアで苦戦しているサムスンであるから、中国スマホ企業が元気なだけに、何を実施しても難しいだろう。中国責任者を交代させたのに続き、先月は7つの拠点地域別に分かれていた組織を中央集中型に統合するなど、大々的に再編したサムスンだが、組織再編で売れるかというと、現状の中国ではそう単純ではない。サムスン半導体の輸入で大赤字の中国である。今後はさらにスマホに圧力をかけるだろう。




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[ 2017年09月15日 10:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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