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ソウルモーターショー開幕、韓国勢は高級化で勝負!!

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韓国最大の自動車展示イベント、ソウルモーターショーが28日、京畿道高陽市一山西区の見本市会場キンテックスで開幕し、国内外メディアに公開された。来月7日まで11日間開催される。

現代自動車はドアが翼のように開く高級スポーツクーペのコンセプトカー「HND-9」を、起亜自動車は都市型4ドアクーペのコンセプトカー「CUB(カブ・開発コードKND-7)を世界で初めて公開し、スポットライトを浴びた。

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HND-9は排気量3300ccのターボエンジンと8段ギアを搭載し、最高出力370馬力というパワフルな設計。性能よりも注目を集めたのは、流線型のデザインと天に向って開くドアだ。22インチの超大型ホイール、炭素繊維素材を採用した車体も目を引いた。開発コード名のHND-9は、現代自動車南陽研究所でデザインした9番目のコンセプトカーという意味が込められている。同社の金忠鎬(キム・チュンホ)社長は「HND-9を見れば、現代自動車の未来のデザイン方向が分かるはずだ」と述べた。

現代自はまた、フランスの高級ブランド「エルメス」と提携し、2012年型エクウス・リムジンに豪華な内装を施した「エクウスbyエルメス」を発表した。エルメスの高級バッグに使用する皮革で車内のシートやドア内側を仕上げ、車内に引き出しや収納袋を取り付け、ゴージャスさを際立たせた。

現代自関係者は「エルメスのフランス本社に車体を持ち込み、職人が内装を施した。1台に牛20頭分の皮が必要だった。わずか3台の限定生産で、『ジェネシス・プラダ』のように量産するかは決まっていない」と説明した。

今年初めてソウルモーターショーに出展したイタリアの高級車メーカー、マセラティは、主力セダンの新型クアトロポルテと高性能オープンカーのグランカブリオMCを展示した。

ほかのモーターショーとは異なり、韓国での発売が迫った今年下半期の主力車種が登場したことも今回の特徴として挙げられる。国産車は新車販売の不振を打開するため、既存の量産モデルをアップグレード、改良したモデルが投入された。輸入車は若者をターゲットに小型車の発表が目立った。

ルノーサムスンは中型車SM5に1600ccエンジンを搭載した「SM5 XE TCE」を発表した。従来のSM5には2000ccエンジンが採用されているが、新モデルはエンジン性能を下げても最高出力を141馬力から190馬力に高め、燃費も小幅ながら改善した。親会社のルノー・日産アライアンスがフォーミュラワン(F1)技術を基に開発したガソリン直噴射ターボエンジン「MR190DDT」にダブルクラッチ方式の変速機を採用した。発売は今年6月の予定だ。

同社はまた、小型クロスオーバー・ユーティリティー車(CUV)のQM3を国内に初めて導入した。欧州では「キャプチャー」というモデル名で1200ccガソリン仕様車、1500ccディーゼル仕様車が販売されている。

スポーツタイプ多目的車(SUV)では本家の双竜自動車も新型の小型プラットフォーム、次世代の環境配慮型パワートレインを開発し、小型のSUVを発売する方針を明らかにした。

メルセデス・ベンツは過去最小クラスとなる1800ccの「Aクラス」を展示した。輸入車販売のうち半分以上を2000cc以下のモデルが占めるなど、小型車がブームとなる中、韓国市場でAクラスを若い層に売り込むのが狙いだ。フォルクスワーゲンも、ゴルフよりさらに小さい小型車「ポロ」(1600cc)を投入した。

日本勢では、トヨタがコンパクトSUVの新型「RAV4」、大型セダン「アバロン」、オフロード走行に適したSUV「FJクルーザー」など、下半期に発売予定の新車多数を展示した。レクサスも小型スポーツセダンの新型ISを韓国で初めて展示するなど、トヨタグループの攻勢が目立った。ホンダは新型シビックを展示した。

(朝鮮日報)




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[ 2013年03月29日 09:43 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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