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ソウル江東区、ベッドタウンからビジネスタウンに

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ソウル江東区(カンドング)は江南(カンナム)3区(江南、瑞草、松波区)と共に、「江南4区」と呼ばれるほど、住宅市場では強い勢いを見せてきた。数千戸が暮らすだけの地域という意味の地名「千戸(チョンホ)洞」があるほど、代表的住居中心都市にも関わらず、自足機能が足りないというのが弱みといわれてきた。しかし最近、次々と複合業務団地を誘致し、「自足機能」を備えたビジネス都市へと変身を図っている。

●「ベッドタウン」から「自足都市」に

高徳江一(コドク・カンイル)ボグムジャリ(スイートホーム)1地区内に造成されている高徳商業業務複合団地は、自足機能確保の第一歩を踏み出す重要事業だ。ビジネス・研究開発(R&D)ゾーン、流通・商業ゾーンなどが建設される予定だ。オリンピック大通りやソウル外郭循環高速道路、中部高速道路とつながっており、地下鉄9号線が敷地の前まで延長されるなど、最適のビジネス環境を備えているという評価だ。現在、外国人投資企業をはじめ、国内大手デパートや中小企業関連協会などが、入居意向書を提出している。今後、9兆ウォンの経済誘発効果や4万人あまりの雇用創出効果が期待される。

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上一洞(サンイルドン)エンジニアリング複合団地の造成は、11年4月、江東区が獲得した国策事業で、17年に完成する予定だ。三星エンジニアリング社屋の向かい側のグリーンベルトに、9万407平方メートルが造成されるが、年内に開発制限区域解除手続き(都市管理計画変更)を踏む予定だ。200社あまりの中小エンジニアリングメーカーが入居する予定であり、周辺の三星エンジニアリングと一緒に、同種産業の集積化によるシナジー効果が期待される。

江一2地区の先端業務団地には、12年に三星エンジニアリング、昨年は世宗(セジョン)テレコムなど、10社が入居した。今年は韓国総合技術、ナイスホールディングス、ナイス格付け情報、セスコ、デジタルストリームテクノロジーが入居する。

江東区の李海植(イ・へシク)区長は、「先端業務団地やエンジニアリング複合団地、高徳商業業務複合団地の造成が完了すれば、江東区は、ソウル東南圏知識産業の中心地として生まれ変わるだろう」と述べた。

●交通インフラの拡充が急務

高徳・江一ボグムジャリ住宅事業、業務複合団地など、大規模な開発事業が行われ、交通ニーズを満たすことのできるインフラ構築が課題となっている。ソウル市は昨年7月、「ソウル市都市鉄道総合発展方案」を通じて、地下鉄9号線を、報勳(ボフン)病院から高徳江一1地区まで、3.8キロの延長を決めた。

これを受け、江東区は、江一1、2地区の賃貸住宅や高徳江一ボグムジャリ住宅地区のある江一洞までの追加延長(1.5キロ)を推進している。江東区の関係者は、「ソウル市が将来の環境が変わる場合、5年内にも再検討可能な候補路線として決めたため、追加延長の可能性が高い」と明らかにした。

ニュータウン・再建築事業も、解決すべき課題となっている。不動産市場が長期間低迷しており、事業推進を巡り、住民同士の対立が続いているためだ。現在、千戸ニュータウン7区域中、4区域(1、2、3、5区域)は、正常に推進されており、3つの区域(4、6、7区域)は解除の手続きを踏んでいる。

区の関係者は、「開発を希望するところは、早いペースで進めることができるよう支援し、解除地域は、『都市住居再生事業』の支援を受け、地域のアイデンティティを活かした適合型都市再生を推進するだろう」と明らかにした。

東亜日報
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014032165668



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[ 2014年03月21日 10:05 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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