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THAADで慶尚北道配備、中国への配慮で首都圏防衛が犠牲に

韓国政府が終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備候補地として、南東部・慶尚北道の1カ所を検討していることが分かった。中国の反発を考慮した格好だが、首都圏防衛が手薄になり、防衛能力を有効に発揮できないのではないかとの懸念も生じている。

韓国政府関係者は11日、「軍事的側面から見れば、(米軍基地がある)京畿道平沢市付近に配備すべきだ」としながらも、「中国の目と鼻の先にある西海岸の都市にTHAADを配備することはできず、慶尚北道への配備を検討している」と述べた。慶尚北道には大邱(キャンプウォーカー)、倭館(キャンプキャロル)などの米軍基地がある。

THAADの最大射程距離は200-250キロメートル。迎撃高度は40-150キロメートルとされる。しかし、大邱などからソウルまでの距離は200キロメートルを超える。慶尚北道にTHAADを配備しても、ソウルや首都圏北部全体の防衛はできないことになる。また、米軍基地の外に新たな用地を造成する場合、慶尚北道には山岳地帯が多いため、THAADのレーダー探知にも一部制約が生じかねないという。

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国策シンクタンク研究員は「ソウルの竜山米軍基地が移転する平沢(キャンプハンフリーズ)と米軍の烏山空軍基地は在韓米軍の重要地域だ。こうした地域の防衛に制約が生じるTHAAD配備には米国が同意しない可能性もある」と指摘した。 韓国国防安保フォーラム(KODEF)のキム・デヨン研究委員は「米国のミサイル防衛は重複防衛という概念で、THAADとパトリオットミサイル(PAC2、PAC3)を共に配備することが多い」とした上で、米国側は在韓米軍のPAC3(迎撃高度15キロメートル)が集中配備された首都圏や中部を候補地として考えているはずだ」と分析した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 チョン・ヒョンソク記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/12/2016021200965.html

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【管理人コメント】
THAADを配備するのに中国への配慮など必要ないだろう。
自国防衛においての考えをしっかり持っていないからこうなる。
まして資金不足でTHAADを購入するにも必要な数が制限される。
自国都合な国が中国には何かと配慮する。まさに属国のようだ…。




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[ 2016年02月12日 11:48 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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