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加湿器殺菌剤事件のオクシー社、製品開発当初から危険性認識か

2011年、妊婦や乳幼児が相次いで死亡した加湿器殺菌剤事件をめぐり、殺菌剤を製造した「オクシー・レキットベンキーザー」(以下、オクシー)の社内で、製品の開発当初から「殺菌剤が人体に害を及ぼす可能性がある」との問題提起があったことが分かった。

ソウル中央地検の加湿器事件特別捜査班(イ・チョルヒ班長)は、オクシーが2001年、有害物質(PHMG)を含む殺菌剤の新製品を開発した際、内部で「人体への害」について話し合ったとされる会議録や資料を、15日までに確保した。検察は今年2月、オクシーに対する家宅捜索を行い、これらの文書を見つけたという。問題の文書の中には、加湿器用殺菌剤の副作用を調べるための毒性試験計画も含まれていたが、実際には試験を行っていなかったという。

検察はこれらの文書について、加湿器用殺菌剤が人体に害を及ぼす可能性があるという点を、オクシーが認識していながら黙殺したか、少なくとも製品の安全性についての確認を十分に行わなかった証拠だとみている。検察は、オクシーが2011年の事件発生後、殺菌剤が人体に害を及ぼしたとの疾病管理本部の発表に反論するため、毒性試験の結果を改ざんし、会社のウェブサイトの掲示板で製品の副作用を訴えた消費者の書き込みを無断で削除したという事実を把握した。

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検察の関係者は「加湿器用殺菌剤の毒性試験を必ず行わなければならないという法的義務はないが、オクシーは製品の安全性に疑問を抱きながらも、安全性確保のための十分な措置を講じなかった。捜査を通じ、業務上過失致死罪について立証していく方針だ」と話した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/16/2016041600506.html

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【管理人 補足記事&コメント】
私が部品企業に在籍していた時に印刷工場に超音波加湿器があり、カラで動作させたときの危険性を語ってましたね。
記事とは違いますが…。

超音波加湿器は、水タンクの水が振動子水槽に供給され、振動子水槽内の振動子によって超音波振動を起こして水を細かく破砕し、それをファンによって吹き出す方式です。 一頃は一般家庭で使用され多わけですが、細菌によって汚染された事務所や家庭の空調施設、及び加湿器などから過敏性肺臓炎が発生したというニュースが報道されてからは、超音波加湿器を目にする事が無くなりました。細菌によって汚染された加湿器などから過敏性肺臓炎が発症していますが、この病気を空調病や加湿器肺といわれています。

家庭の加湿器のスイッチを入れて30分過ぎる頃には、振動子水槽水の温度は30℃位まで上昇し、超音波の作用で水道水中の残留塩素が急激になくなるため殺菌効果が著しく弱くなり、微生物が増殖するのに最適な30℃という温度条件と殺菌作用のある水中の塩素がなくなるという、微生物が増殖するのに快適な条件が重なって、加湿器は微生物汚染にさらされているわけです。企業で使用するタイプは大型ですからね~。




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[ 2016年04月16日 13:18 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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