現実となった北朝鮮核ミサイルの脅威
在韓米軍のスカパロッティ司令官は24日(現地時間)、米国防省での会見で「北朝鮮は核弾頭を小型化する技術をすでに保有しており、おそらくこれをミサイルに搭載できると思う」とした上で「北朝鮮は徐々に核ミサイルを作り上げようとしている」と明言した。 北朝鮮はこれまで2006年、09年、13年の3回にわたり核実験を行った。また12年末には大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転用可能な長距離ロケットの打ち上げにも成功した。北朝鮮が核兵器を搭載したミサイルを実際に手にするまでに残された課題は、弾頭の重量をロケットに搭載可能な500キロ-1トン程度にまで小型化することだ。スカパロッティ司令官は今回米軍当局者として初めて、北朝鮮が核弾頭を小型化する能力があることを認めたわけだ。
スカパロッティ司令官は「北朝鮮はまだ実験までは行っていないため、これがどれほどの効果を持つのか、また実際に小型化に成功したかどうかは分からない」としながらも「(在韓米軍)指揮官として『北朝鮮にこのような能力はない』という都合の良い考えを持つ余裕はなく、最悪の場合に備えてわれわれは自らの姿勢を新たに見直している」とも述べた。また北朝鮮が移動式ICBMとして開発中のKN-08については「移動式の発射技術も保有しているだろう」との見方を示した。このままでは北朝鮮が核弾頭を搭載したICBMを実際に手にし、米本土を直接狙うようになる日もそう遠くはないだろう。
北朝鮮がミサイルに搭載できる小型の核弾頭を手にした瞬間、韓半島(朝鮮半島)の安全保障環境は根本から大きく変わってしまう。北朝鮮はこの核弾頭をKN-02移動式地対地ミサイルや長距離弾道ミサイル「ノドン」などに搭載し、いつでも韓国を攻撃できるようになるからだ。一方で北朝鮮が核を使った先制攻撃を実際に始めようとした場合、これを事前にかつ完璧に把握して阻止できる能力は、現時点ではまだ完全とはいえない。
北朝鮮は数年前から自分たちを「核保有国」として認めるよう要求してきたが、もし北朝鮮が核ミサイルを本当に保有すれば、このような主張にもより勢いが出てくるだろう。また米国、中国、日本、ロシアが北朝鮮の核保有を現実として受け入れ、その上で韓半島政策を見直す可能性も出てくるはずだ。そうなれば韓国は韓半島を取り巻く各国の交渉や話し合いで完全に主導権を失い、また核兵器を手にした北朝鮮にとっては単なる交渉の材料程度にしかならなくなるだろう。北朝鮮が核開発に必死で取り組んできたのも、このような状況をつくり上げるために他ならない。北朝鮮は核兵器を搭載したミサイルさえ手にすれば、経済の破綻や在来兵器の絶対的劣勢、さらには国際的な孤立を一気に挽回できると考えているのだ。
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これまで北朝鮮外交は度重なる失敗を繰り返してきた。しかし北朝鮮が核ミサイル開発の最後の課題である核弾頭の小型化に必死で取り組んでいたとき、韓米両国と中国は2008年末以来中断している6カ国協議の再開条件をめぐり、口先だけの争いばかりに終始していた。これでは事実上、北朝鮮の核問題を完全に放置していたと言わざるを得ない。 北朝鮮は今やICBM級の核ミサイル保有に向けた最後の段階を突き進んでいる。核ミサイルの脅威から国の安全と国民の生命を守るためであれば、これまで守ってきた非核政策の再検討を含むあらゆる側面での外交的・軍事的対応を検討しなければならない。北朝鮮の核兵器をすぐ頭上に突き付けられたままでは「大韓民国の存続自体が危うい」と口で叫ぶだけでは足りない。「北朝鮮の核保有は何があっても絶対に認めない」というわれわれの明確な意思を、北朝鮮にしっかりと理解させるような行動が伴わねばならないのだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/27/2014102701200.html
【管理人コメント】
北朝鮮外交を真剣に実施してこなかった結果である。
その間に北朝鮮は核の小型化を実施してきたのだろうから、予想していた事ではないのか?
上記が出来なければ北朝鮮はアメリカに核ミサイルを発射出来ないだろう。
弾道ミサイルだけではどうにもならない。
韓国はそう言う事を理解していないから、外交を実施に真剣に取り組めないのだろう。同じ事をアメリカにも言える。
レベルの低い国というだけではなく、積極的に北朝鮮へのアプローチを実施するべきである。
姿勢を低く、彼らの目線での外交が成果を生む。
単に軍力や兵器などや制裁では何も変わらない。
如何に正しい外交で、互いに同じ目線で話し合うことである。
それなくして非核化などを解決する事など出来るはずがない。
韓国のように上から目線で何でも話すような国では、外交などは出来ないと言う事である。
スカパロッティ司令官は「北朝鮮はまだ実験までは行っていないため、これがどれほどの効果を持つのか、また実際に小型化に成功したかどうかは分からない」としながらも「(在韓米軍)指揮官として『北朝鮮にこのような能力はない』という都合の良い考えを持つ余裕はなく、最悪の場合に備えてわれわれは自らの姿勢を新たに見直している」とも述べた。また北朝鮮が移動式ICBMとして開発中のKN-08については「移動式の発射技術も保有しているだろう」との見方を示した。このままでは北朝鮮が核弾頭を搭載したICBMを実際に手にし、米本土を直接狙うようになる日もそう遠くはないだろう。
北朝鮮がミサイルに搭載できる小型の核弾頭を手にした瞬間、韓半島(朝鮮半島)の安全保障環境は根本から大きく変わってしまう。北朝鮮はこの核弾頭をKN-02移動式地対地ミサイルや長距離弾道ミサイル「ノドン」などに搭載し、いつでも韓国を攻撃できるようになるからだ。一方で北朝鮮が核を使った先制攻撃を実際に始めようとした場合、これを事前にかつ完璧に把握して阻止できる能力は、現時点ではまだ完全とはいえない。
北朝鮮は数年前から自分たちを「核保有国」として認めるよう要求してきたが、もし北朝鮮が核ミサイルを本当に保有すれば、このような主張にもより勢いが出てくるだろう。また米国、中国、日本、ロシアが北朝鮮の核保有を現実として受け入れ、その上で韓半島政策を見直す可能性も出てくるはずだ。そうなれば韓国は韓半島を取り巻く各国の交渉や話し合いで完全に主導権を失い、また核兵器を手にした北朝鮮にとっては単なる交渉の材料程度にしかならなくなるだろう。北朝鮮が核開発に必死で取り組んできたのも、このような状況をつくり上げるために他ならない。北朝鮮は核兵器を搭載したミサイルさえ手にすれば、経済の破綻や在来兵器の絶対的劣勢、さらには国際的な孤立を一気に挽回できると考えているのだ。
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これまで北朝鮮外交は度重なる失敗を繰り返してきた。しかし北朝鮮が核ミサイル開発の最後の課題である核弾頭の小型化に必死で取り組んでいたとき、韓米両国と中国は2008年末以来中断している6カ国協議の再開条件をめぐり、口先だけの争いばかりに終始していた。これでは事実上、北朝鮮の核問題を完全に放置していたと言わざるを得ない。 北朝鮮は今やICBM級の核ミサイル保有に向けた最後の段階を突き進んでいる。核ミサイルの脅威から国の安全と国民の生命を守るためであれば、これまで守ってきた非核政策の再検討を含むあらゆる側面での外交的・軍事的対応を検討しなければならない。北朝鮮の核兵器をすぐ頭上に突き付けられたままでは「大韓民国の存続自体が危うい」と口で叫ぶだけでは足りない。「北朝鮮の核保有は何があっても絶対に認めない」というわれわれの明確な意思を、北朝鮮にしっかりと理解させるような行動が伴わねばならないのだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/27/2014102701200.html
【管理人コメント】
北朝鮮外交を真剣に実施してこなかった結果である。
その間に北朝鮮は核の小型化を実施してきたのだろうから、予想していた事ではないのか?
上記が出来なければ北朝鮮はアメリカに核ミサイルを発射出来ないだろう。
弾道ミサイルだけではどうにもならない。
韓国はそう言う事を理解していないから、外交を実施に真剣に取り組めないのだろう。同じ事をアメリカにも言える。
レベルの低い国というだけではなく、積極的に北朝鮮へのアプローチを実施するべきである。
姿勢を低く、彼らの目線での外交が成果を生む。
単に軍力や兵器などや制裁では何も変わらない。
如何に正しい外交で、互いに同じ目線で話し合うことである。
それなくして非核化などを解決する事など出来るはずがない。
韓国のように上から目線で何でも話すような国では、外交などは出来ないと言う事である。
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半島の軍事バランスに関しては、65年前から北が数枚上手のままである
数十キロ先までの輸送ならば、どんな航空機による輸送でも容易だろう
ミサイルが無くても、核兵器が無くても北朝鮮軍が圧倒的に強い
核を保有しながら大きな事故を起こしていない北朝鮮は、南コリアより
遥かに潜在能力が高い前提で考えるべきであり
戦車すらまともに運用できない南コリアとの軍事バランス論など無意味
政権維持と、核開発&ミサイル開発を続けた北朝鮮の外交能力は
高いと考えるのが世界の常識であり、ベトナムと北朝鮮は
アメリカと表立って戦える外交力の高い国である
数十キロ先までの輸送ならば、どんな航空機による輸送でも容易だろう
ミサイルが無くても、核兵器が無くても北朝鮮軍が圧倒的に強い
核を保有しながら大きな事故を起こしていない北朝鮮は、南コリアより
遥かに潜在能力が高い前提で考えるべきであり
戦車すらまともに運用できない南コリアとの軍事バランス論など無意味
政権維持と、核開発&ミサイル開発を続けた北朝鮮の外交能力は
高いと考えるのが世界の常識であり、ベトナムと北朝鮮は
アメリカと表立って戦える外交力の高い国である
[ 2014/10/27 14:50 ]
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というのなら、韓国が保有する軍備の評価をやること。
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GDPが北の40倍の韓国が北の軍備を恐れるだけでは
話になりません。