三星が定期社長団人事、スマホ部門の社長5人中3人が退陣
三星(サムスン)グループがスマートフォン事業を担当する三星電子・無線事業部の社長団5人中3人を退陣させた。申宗均(シン・ジョンギュン)ITモバイル(IM)部門社長は留任させたものの、社長指揮下の李敦珠(イ・ドンジュ)マーケティング担当社長や李哲煥(イ・チョルファン)開発担当社長、購買を担当してきた金在權(キム・ジェグォン)グローバル運営室長(社長)は退いた。大きな枠組みの中で、組織の安定化を進めるものの、業績悪化への責任は絶対に問うというメッセージとして受け止められている。三星SDSの差益で議論となっている三星先物の金仁宙(キム・インジュ)社長は、三星経済研究所戦略担当社長に移動する。
三星は1日、社長昇進3人、代表副社長昇進1人など、市場最小規模の今年の定期社長団人事リストを発表した。予告していた通り、オーナー一家の昇進や副会長昇進はなかった。申社長を始めとして、三星電子の權五鉉(クォン・オヒョン)部品(DS)部門副会長や尹富根(ユン・ブグン)消費者家電(CE)部門社長は留任となった。
昇進人事は最小化したものの、「業績あるところに補償あり」という原則は守った。9年間連続して世界テレビ市場でトップを守りぬいたCE部門映像ディスプレー事業部の金炫奭(キム・ヒョンソク)副社長は社長に昇進した。史上最高水準の業績が上げたDS部門メモリー事業部でも、全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副社長が社長に昇進した。部品事業専門家の李潤泰(イ・ユンテ)元三星ディスプレー副社長は、三星電気代表取締役社長に昇進した。
高齢幹部級役員らの世代交代も活発に行われた。これまで三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わって、三星電子の対外業務に当たってきた姜皓文(カン・ホムン)副会長は退いた。そのポストには、三星SDIの朴商鎭(バク・サンジン)社長が、副会長に昇進せず、赴任した。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014120275228
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【管理人コメント】
そう言えば当時の職能等級分類を思い出してみると部長までしかなかった。
それ以上は試験はないのか?
そんなことを考えた事がありましたね。
私はある事業部のプロジェクトマネージャーと製品品質・技術責任者の兼任しか経験がないので、その上はどうなるのかは知らないのです。当時の上司である事業部長が5階級飛び越して社長になった事で話題となりましたが、社長と役員会議で決めて株主で承認と言う事でしょうかね。
日本の大手企業の職能等級というのは、実に曖昧というか、いつでも受けられるわけではない。
ですから私のように新製品立ち上げで出張が多いと、新製品の立ち上げ時の秋頃が等級試験の時だったりします。外で必死に仕事をしても、本社で普通に仕事をして、まじめに試験を受けている人材の方が、等級が上なのです。
当然年収も上になります。
これはおかしいだろうと吠えたのが私ですが…苦笑
そこで特例という隠れたシステムがあることが解りました。
普通は試験合格後、最低でも2年は開けるわけです。もっとも2年で試験に受かれば、誰でも課長レベルまで昇進すると言う事ですから困ったものです。
特例は人事考課がある水準を超えた人材のみ、1年で昇級試験を受けられるという特殊なものです。
このシステムの活用は極秘に進められ、気が付くと、あれ? そんな等級だっけ…。。。 なんてことですね。
課長も実務を兼任してこそだろうという意見が反映され、組織がプロジェクトになり、いつでも解散・クビになる状態の組織は、さすが有能な事業部長だけはあるなと感心しました。緊張感でいっぱいの日々を送ることになります。
やはり全事業部がそう言う改革的な組織で、社長自身が固定観念を持たずに下の意見に同調すれば、大きな低迷とはならなかっただろうと思います。
サムスンも有能な人材が豊富ならば、組織をプロジェクト化し、責任と権限を明確にして、結果だけではなく結果に至る行動を尊重し昇格条件とする。それが重要なのでしょう。
社長は広報マンです。開発実務は主ではありません。いわゆるマーケティングという一連の流れが確立できないと、業績が上がりません。日本の一番弱い部分です。
サムスンに負けた電機メーカーもこのままでは終わらないでしょうから、あと2~3年後には必ずプライドをかけた戦いが始まるでしょう。
私は企業戦略における日韓の戦いに興味があります。
日本企業は本気ではない。本気にさせるアベノミクスの成長戦略の時期に来ているわけですから、是非世界に挑戦し、日本の電機メーカーの地位を確立して欲しいものです。
三星は1日、社長昇進3人、代表副社長昇進1人など、市場最小規模の今年の定期社長団人事リストを発表した。予告していた通り、オーナー一家の昇進や副会長昇進はなかった。申社長を始めとして、三星電子の權五鉉(クォン・オヒョン)部品(DS)部門副会長や尹富根(ユン・ブグン)消費者家電(CE)部門社長は留任となった。
昇進人事は最小化したものの、「業績あるところに補償あり」という原則は守った。9年間連続して世界テレビ市場でトップを守りぬいたCE部門映像ディスプレー事業部の金炫奭(キム・ヒョンソク)副社長は社長に昇進した。史上最高水準の業績が上げたDS部門メモリー事業部でも、全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副社長が社長に昇進した。部品事業専門家の李潤泰(イ・ユンテ)元三星ディスプレー副社長は、三星電気代表取締役社長に昇進した。
高齢幹部級役員らの世代交代も活発に行われた。これまで三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わって、三星電子の対外業務に当たってきた姜皓文(カン・ホムン)副会長は退いた。そのポストには、三星SDIの朴商鎭(バク・サンジン)社長が、副会長に昇進せず、赴任した。
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そう言えば当時の職能等級分類を思い出してみると部長までしかなかった。
それ以上は試験はないのか?
そんなことを考えた事がありましたね。
私はある事業部のプロジェクトマネージャーと製品品質・技術責任者の兼任しか経験がないので、その上はどうなるのかは知らないのです。当時の上司である事業部長が5階級飛び越して社長になった事で話題となりましたが、社長と役員会議で決めて株主で承認と言う事でしょうかね。
日本の大手企業の職能等級というのは、実に曖昧というか、いつでも受けられるわけではない。
ですから私のように新製品立ち上げで出張が多いと、新製品の立ち上げ時の秋頃が等級試験の時だったりします。外で必死に仕事をしても、本社で普通に仕事をして、まじめに試験を受けている人材の方が、等級が上なのです。
当然年収も上になります。
これはおかしいだろうと吠えたのが私ですが…苦笑
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特例は人事考課がある水準を超えた人材のみ、1年で昇級試験を受けられるという特殊なものです。
このシステムの活用は極秘に進められ、気が付くと、あれ? そんな等級だっけ…。。。 なんてことですね。
課長も実務を兼任してこそだろうという意見が反映され、組織がプロジェクトになり、いつでも解散・クビになる状態の組織は、さすが有能な事業部長だけはあるなと感心しました。緊張感でいっぱいの日々を送ることになります。
やはり全事業部がそう言う改革的な組織で、社長自身が固定観念を持たずに下の意見に同調すれば、大きな低迷とはならなかっただろうと思います。
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