韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  LGハウシス、北米車シート市場を本格攻略

LGハウシス、北米車シート市場を本格攻略

LGハウシスが、米国に自動車シートの生地工場を建設して、北米市場攻略に乗り出した。LGハウシスは19日(現地時間)、米ジョージア州ゴードンカウンティで、この工場の完成式典を行った。2014年7月の着工後、4000万ドル(約452億ウォン)を投資したこの工場は、年間600万平方メートルの自動車シート用生地を生産できる。

LGハウシスは、この工場で生産した生地を北米地域に位置している現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車やジェネラルモーターズ(GM)、クライスラーなどに供給する予定だ。LGハウシスは昨年10月、世界トップの自動車シートメーカーである米ジョンソンコントロールズから「今年のサプライヤー」に選ばれるなど、生地製品の競争力が認められている。LGハウシスは、北米地域の自動車生産台数が増え続けているので、計器盤やドア用生地生産工場を追加建設することも検討している。

LGハウシスは、ジョージア工場の完成で、自動車生地のグローバル生産能力が年間3700万平方メートル規模に膨らんだ。LGハウシスは、蔚山(ウルサン)と中国天津に、年間生産2500万平方メートルと600万平方メートル規模の生地工場を運営している。
LGハウシスの呉長洙(オ・チャンス)社長は同日の完成式典で、「2004年に人工大理石生産法人を設立したLGハウシスは、米国だけでも400人余りの役員や従業員を抱える会社に成長した」と話した。
東亜日報
http://japanese.donga.com/List/3/02/27/532617/1

スポンサードリンク


【管理人 補足記事&コメント】
2011年に、株式会社LIXILと韓国LGグループのLG Hausys Co.,Ltdの合弁会社LG-TOSTEM BM Co.,Ltd.は、韓国の忠清北道にLG-TOSTEM梧倉(オチャン)工場を設立した。

梧倉工場は高層ビル・マンション用のアルミサッシならびにカーテンウォールの生産拠点として、忠清北道清原(チョンウォン)郡の梧倉外国人投資地域内に建設しました。2010年3月に着工、2011年1月に加工工場が完成し、操業を開始している。今後2期工事を行い、2015年には、押出・塗装・加工までを行う一貫工場として韓国市場向けの生産を行っている。

Gトステムでは、LIXILのアルミ建材の製造技術と、LGハウシスの韓国市場での販売力を融合させ、韓国における販売拡大を目指してゆくとした。韓国は寒冷地ということもあり、従来樹脂サッシが主流だった。。しかし、近年はソウルなど大都市を中心に建物の高層化が進んでおり、より強度の高いアルミサッシなどの需要が高まりつつある。

そこで、LIXILとLGハウシスでは、今後の韓国市場を見据え、高層ビル・マンション用のアルミサッシ、カーテンウォール等の製造・販売を目的に、2009年4月に合弁会社LGトステムを設立した。今回の工場設立は、今後増加が見込まれるアルミサッシ需要へ対応するための供給能力の拡大を目的としている。

また、LGハウシスが自動車の生地を活用した製品で「2016 iFデザイン賞」を受賞し、建築資材に続き、自動車素材部品分野でもデザイン力量を証明した。LGハウシスは29日、「2016 iFデザイン賞」で自動車の生地を活用した「ディスプレイスキン(Display Skin)」と2014年デザイントレンドセミナーで公開したデザイントレンドブック「idees」が本賞を受賞したと発表した。LGハウシスは2010年から人造大理石や建具、壁紙、床材などインテリア関連製品で毎年iFデザイン賞を受賞してきたが、自動車素材部品分野で賞を受けたのは今回が初めてとなる。

「ディスプレイスキン」は自動車ダッシュボードの表面に適用される生地の製品で、光の透過が可能で自動車電子部品と結合した時に天気、ナビゲーション、車両の状態などの様々な情報を伝えることができるという点が高い評価を受けた。LGハウシスは最近、自動車ブランドのデザインアイデンティティを決定するのに、車両内部のインテリアが重要な要素として認識されており、電装部品の技術発達により、ヘッドアップディスプレイなどの情報伝達装置が多様化されており、今後「ディスプレイスキン」の活用可能性が高いものと予想している。




関連記事

[ 2016年04月21日 10:47 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp