韓国にいすゞのトラックが進出へ、韓国市場が世界の商用車の激戦地に
2017年8月24日、韓国・ニュース1によると、日本のいすゞ自動車が3.5トントラック「エルフ」を来月韓国で発売する。 韓国の現在の商用車市場は、韓国の自動車最大手・現代(ヒュンダイ)自動車と、インド・タタモーターズの子会社「タタ大宇(デウ)」が、1トントラックからトラクター、ダンプトラックなどの大型商用車までのシェア1・2位を2分している。ここに、米ゼネラル・モーターズの子会社「韓国GM」が小型商用車を供給している構造だ。
ここに加わるいすゞの「エルフ」は、現代自の「マイティ」が独占している中型トラック市場で競争を繰り広げることになる。大型商用車では、すでに十数年前からボルボ・トラック、MAN、ダイムラートラックといった欧州メーカーが韓国市場に進出して定着した状態。今年に入り7月までに、欧州商用車メーカーの新規登録台数(韓国輸入自動車協会集計)は2619台、建設機械に分類されたダンプトラックまで加えると販売量はさらに増える。
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一方、小型商用車市場では中国企業が勢力を広げている。北京自動車の韓国独占輸入会社「中韓自動車」が販売する「CKミニバン」と「CKミニトラック」は、中国製との理由で否定的な見方も一部あるというが、国産モデルより優れた利便性と安全性仕様を武器に、安定した販売を行っている。その結果、韓国GMの場合、今年1〜7月までの商用車販売台数が前年同期(6472台)比19.5%減の5207台となった。
ニュース1は、海外の商用車メーカーが積極的に韓国市場に進出する理由として、「高い商用車需要と、広い領土を持った他国に比べてサービスインフラの構築が容易という利点を挙げることができる」と分析した。 業界関係者は、「商用車市場は乗用車より規模は小さいが、収益性が高い。海外メーカーがこれまで国産商用車にはあまり搭載されなかった安全仕様と高級仕様を前面に打ち出したモデルをリリースしているだけに、国内ブランドも製品競争力を備えることが必要」と述べた。
http://www.recordchina.co.jp/
【管理人 補足記事&コメント】
韓国の現在の商用車市場は、韓国の自動車最大手・現代自動車と、インド・タタモーターズの子会社「タタ大宇」が、1トントラックからトラクター、ダンプトラックなどの大型商用車までのシェア1・2位を2分している。 いすゞの「エルフ」は、現代自の「マイティ」が独占している中型トラック市場で競争を繰り広げる事になる。 現代自にとっては何とも厄介なことになった。数値は解らないが、シェアを奪われることになる。
いすゞ自動車株式会社は、主にトラック・バスの商用車を製造する。かつてはゼネラルモーターズの関連会社だったが、2006年4月に資本関係を解消した。一方で、いすゞ自動車は24日、トラック「フォワード」の運転席の振動をやわらげるスプリングが故障する恐れがあるとして、2014年3月~15年5月に製造した2万2062台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。異音が生じるなどのトラブルが42件報告されている。
ここに加わるいすゞの「エルフ」は、現代自の「マイティ」が独占している中型トラック市場で競争を繰り広げることになる。大型商用車では、すでに十数年前からボルボ・トラック、MAN、ダイムラートラックといった欧州メーカーが韓国市場に進出して定着した状態。今年に入り7月までに、欧州商用車メーカーの新規登録台数(韓国輸入自動車協会集計)は2619台、建設機械に分類されたダンプトラックまで加えると販売量はさらに増える。
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一方、小型商用車市場では中国企業が勢力を広げている。北京自動車の韓国独占輸入会社「中韓自動車」が販売する「CKミニバン」と「CKミニトラック」は、中国製との理由で否定的な見方も一部あるというが、国産モデルより優れた利便性と安全性仕様を武器に、安定した販売を行っている。その結果、韓国GMの場合、今年1〜7月までの商用車販売台数が前年同期(6472台)比19.5%減の5207台となった。
ニュース1は、海外の商用車メーカーが積極的に韓国市場に進出する理由として、「高い商用車需要と、広い領土を持った他国に比べてサービスインフラの構築が容易という利点を挙げることができる」と分析した。 業界関係者は、「商用車市場は乗用車より規模は小さいが、収益性が高い。海外メーカーがこれまで国産商用車にはあまり搭載されなかった安全仕様と高級仕様を前面に打ち出したモデルをリリースしているだけに、国内ブランドも製品競争力を備えることが必要」と述べた。
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韓国の現在の商用車市場は、韓国の自動車最大手・現代自動車と、インド・タタモーターズの子会社「タタ大宇」が、1トントラックからトラクター、ダンプトラックなどの大型商用車までのシェア1・2位を2分している。 いすゞの「エルフ」は、現代自の「マイティ」が独占している中型トラック市場で競争を繰り広げる事になる。 現代自にとっては何とも厄介なことになった。数値は解らないが、シェアを奪われることになる。
いすゞ自動車株式会社は、主にトラック・バスの商用車を製造する。かつてはゼネラルモーターズの関連会社だったが、2006年4月に資本関係を解消した。一方で、いすゞ自動車は24日、トラック「フォワード」の運転席の振動をやわらげるスプリングが故障する恐れがあるとして、2014年3月~15年5月に製造した2万2062台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。異音が生じるなどのトラブルが42件報告されている。
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