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無所属の安哲秀（アン・チョルス）議員が２８日、新党結成に関する構想を明らかにする。安議員が本格的な新党結成に乗り出す場合、来年の６・４地方選挙を前に野党の政治地図に少なからぬ変化をもたらすものと見える。

安議員室は２２日、記者団に送った携帯電話のメールを通じて、「安議員は政治勢力化について１１月２８日に直接説明する予定だ」とし、「具体的な時間と場所は追って連絡する」と明らかにした。

安議員はこの席で、現在の政治状況の診断と新たな政治の必要性について言及するものとみられる。さらに、新党結成に至った背景やこれまでの進展状況、今後の活動計画などについて態度を明らかにするという。ただ、安議員側の関係者は、「発表の中で具体的な結成の時期については言及されない可能性もある」と述べた。新党結成の原則だけを発表し、具体的なロードマップは段階的に提示する可能性もあるということだ。

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安哲秀新党が登場する場合、来年の地方選挙が多者構図で争われることになるのか注目される。ソウル市長選など主要選挙に独自候補を出す場合、首都圏と全羅道（チョンラド）地域で野党民主党と安哲秀新党は仁義なき戦いを展開することになる。

２０１０年、進歩新党の魯会燦（ノ・フェチャン）候補の出馬で３者構図で争われたソウル市長選挙でわずかの票差（０．６ポイント）で敗北した民主党は、安議員の新党結成の動きに神経質な反応を示した。民主党の関係者は、「国家情報院職員の選挙介入疑惑事件に対する特別検察官の実施などで連帯を提案しているところへ新党結成を発表するのが新しい政治なのか疑問だ」と話した。別の関係者は、「分裂による政治は成功した例がない。単独ではなく共に可能な方法を模索しなければならない」と主張した。

特に、安哲秀新党への支持率が高い全羅道地域の民主党議員の間で危機感は強い。ある全羅道出身の民主党議員は、「安哲秀新党の風が吹けば、来年の地方選挙での破壊力は大きいだろう」と述べた。

安哲秀新党の破壊力はそれほどでもないという見方もある。新党結成のために斬新な大物政治家を積極的に引き入れようとしたが、予想したほどの成果を出せずにいるという。政界の関係者は、「安哲秀新党が、来年の地方選挙出馬希望者の利益結社に終わるのか、与党セヌリ党と民主党の２大強者の構図を壊すほどの第３勢力になることができるのか、もう少し見守らなければならない」と話した。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013112374438

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