安保相固辞から一転、入閣の方向…強気の石破氏、3つの理由
そもそも石破氏は党長老から長年、にらまれてきた。かつて自民党を離党し新進党などを渡り歩いて復党。「苦しい時に逃げる」(森喜朗元首相)と厳しい批判を浴びてきた。 ところが、幹事長に就任すると、これを好機とばかりに、就任あいさつだけでなく、国政選挙など難題に直面する度に青木氏らを非公式に訪ね、忠告にも耳を傾けるようになった。 森氏は2日付の読売新聞朝刊のインタビューで、石破氏を「安保担当相でもいいが、幹事長の方がより政権は安定する」と続投が望ましいとの考えを示した。
「安保法制の意見が違うのに受けられない」
石破氏は約1週間のシンガポール滞在から帰国した21日夜、石破氏を中心とした勉強会「さわらび会」の幹部数人に、安全保障法制担当相の就任要請を断る決意を電話で伝えた。 石破氏はお盆前、党幹事長経験者に「安保担当相を受けるべきかまだ悩んでいる」と吐露している。家族とシンガポールに滞在した際に腹を固めたようだ。 さわらび会の浜田靖一元防衛相ら側近は、首相に従う石破氏の姿勢に「存在感が薄れる」とかねて危機感を抱き、「無役」になるよう進言してきた。石破氏は最終的にそんな浜田氏らと来年9月の党総裁選をにらみ、党内基盤を強化する道を選んだ可能性は高い。青木氏らとの距離を縮めたのも、党内基盤が弱いことの裏返しといえる。
石破氏が安保担当相を固辞するのは、集団的自衛権の行使を可能にするための手法の違いにもある。首相との対立は、実は2年近くに及ぶ。 首相は平成24年10月31日、野党総裁として衆院本会議で代表質問に立った。首相は質問案を練る過程で、行使容認に向けた憲法解釈見直しは「国会での首相答弁と閣議決定を優先させればいい」と主張した。 これに対し石破氏は「長年積み上げた政府の憲法解釈は重く、変えるなら国会の承認を得る形が必要だ」と反論し、包括的な「国家安全保障基本法」の制定を求めた。最終的に首相の考えが採用されたが、石破氏には「憲法観が違う」とわだかまりが残った。
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石破氏は周囲に「ライフワークで取り組んできた政策の考えが違う以上、安保担当相だけはどうしても受けられない」と語る。ただ「他の閣僚ならいいのだが…」とも漏らしており、今回の内閣改造で首相と決定的に対立するつもりはなかったようだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082811110002-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082811110002-n3.htm
【管理人コメント】
9月3日の内閣改造・自民党役員人事をめぐり、亀裂の入っていた安倍晋三首相と石破茂幹事長が歩み寄った。安全保障法制担当相を固辞した石破氏が他のポストで入閣する方向になったのは、首相が党内融和を重視する姿勢に転じたからだ。
なるほど…、やはり入閣してきた。
普通なら入閣するほうがチャンスであると考えるだろう。
私なら間違いなく安倍総理の言葉を受けるだろう。
理由は、入閣そのものが宣伝効果を生む。
勿論実績評価されれば、宣伝効果はよい高い評価となる。
幹事長では、宣伝にならない。
個人的恨みなどは単に私情に過ぎない。
日本をよくするのに総理の誘いを断るようでは人間性に欠けるだろう。
マイナスに受け止められる可能性が高い。
私は一致団結して、自国の安全と成長戦略の成功を成し遂げてほしい。
それが政党であり派閥を超えた協力というものだ。
経験を十分に積んでいないのに、総理がどうのと騒ぐメディアもメディアだが…、
何ごとも経験と積極的でなければ経験値は上がらない。
自民党の代表など、今の政党のレベルで考えれば、対抗できる政党はない。
石破氏は自己判断をどう考えているかは知らないが、すでにマイナス点だ。
それをプラスに変えるために、日本の安全を維持するための外交を実施して能力を発揮してほしい。
余計な事で問題となり辞任に追い込まれたら、それまでの人材というわけだ。
「安保法制の意見が違うのに受けられない」
石破氏は約1週間のシンガポール滞在から帰国した21日夜、石破氏を中心とした勉強会「さわらび会」の幹部数人に、安全保障法制担当相の就任要請を断る決意を電話で伝えた。 石破氏はお盆前、党幹事長経験者に「安保担当相を受けるべきかまだ悩んでいる」と吐露している。家族とシンガポールに滞在した際に腹を固めたようだ。 さわらび会の浜田靖一元防衛相ら側近は、首相に従う石破氏の姿勢に「存在感が薄れる」とかねて危機感を抱き、「無役」になるよう進言してきた。石破氏は最終的にそんな浜田氏らと来年9月の党総裁選をにらみ、党内基盤を強化する道を選んだ可能性は高い。青木氏らとの距離を縮めたのも、党内基盤が弱いことの裏返しといえる。
石破氏が安保担当相を固辞するのは、集団的自衛権の行使を可能にするための手法の違いにもある。首相との対立は、実は2年近くに及ぶ。 首相は平成24年10月31日、野党総裁として衆院本会議で代表質問に立った。首相は質問案を練る過程で、行使容認に向けた憲法解釈見直しは「国会での首相答弁と閣議決定を優先させればいい」と主張した。 これに対し石破氏は「長年積み上げた政府の憲法解釈は重く、変えるなら国会の承認を得る形が必要だ」と反論し、包括的な「国家安全保障基本法」の制定を求めた。最終的に首相の考えが採用されたが、石破氏には「憲法観が違う」とわだかまりが残った。
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石破氏は周囲に「ライフワークで取り組んできた政策の考えが違う以上、安保担当相だけはどうしても受けられない」と語る。ただ「他の閣僚ならいいのだが…」とも漏らしており、今回の内閣改造で首相と決定的に対立するつもりはなかったようだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082811110002-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140828/stt14082811110002-n3.htm
【管理人コメント】
9月3日の内閣改造・自民党役員人事をめぐり、亀裂の入っていた安倍晋三首相と石破茂幹事長が歩み寄った。安全保障法制担当相を固辞した石破氏が他のポストで入閣する方向になったのは、首相が党内融和を重視する姿勢に転じたからだ。
なるほど…、やはり入閣してきた。
普通なら入閣するほうがチャンスであると考えるだろう。
私なら間違いなく安倍総理の言葉を受けるだろう。
理由は、入閣そのものが宣伝効果を生む。
勿論実績評価されれば、宣伝効果はよい高い評価となる。
幹事長では、宣伝にならない。
個人的恨みなどは単に私情に過ぎない。
日本をよくするのに総理の誘いを断るようでは人間性に欠けるだろう。
マイナスに受け止められる可能性が高い。
私は一致団結して、自国の安全と成長戦略の成功を成し遂げてほしい。
それが政党であり派閥を超えた協力というものだ。
経験を十分に積んでいないのに、総理がどうのと騒ぐメディアもメディアだが…、
何ごとも経験と積極的でなければ経験値は上がらない。
自民党の代表など、今の政党のレベルで考えれば、対抗できる政党はない。
石破氏は自己判断をどう考えているかは知らないが、すでにマイナス点だ。
それをプラスに変えるために、日本の安全を維持するための外交を実施して能力を発揮してほしい。
余計な事で問題となり辞任に追い込まれたら、それまでの人材というわけだ。
≪ 「夏休み返上で国政監査の準備をしたが…数十億ウォンの損失」 | HOME | 習近平政権が日本に“SOS”を発した理由 三重苦が直撃も油断は禁物 ≫
なにはともあれ良かった良かった。
今、政府が一枚岩でなければ必ず横槍が入ります。
石破氏の大人の対応という事で、これは阿倍、石破 両氏にプラスになるはずです。
もちろん、日本にプラスにならなければなりません。意見の相違はあって当たり前ですから、同じ党内で揉めていては、近隣諸国から揚げ足とられます。
今、政府が一枚岩でなければ必ず横槍が入ります。
石破氏の大人の対応という事で、これは阿倍、石破 両氏にプラスになるはずです。
もちろん、日本にプラスにならなければなりません。意見の相違はあって当たり前ですから、同じ党内で揉めていては、近隣諸国から揚げ足とられます。
[ 2014/08/28 17:30 ]
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幹事長に加え、庁長官と大臣をきっちり務めたら、経験不足はそれほどないでしょう。
ここまでの経緯を見ると、やはり政策第一の人です。争点がぶれない。与謝野香氏に似ています。
政局はあまり上手くない。ここも与謝野氏に似ています。
首相への夢はあるでしょうし、それが幹事長職への拘り(地方党組織とのパイプ作り)なのでしょうが、やり方が不味い。そもそも党総裁でもある首相と考えが違うなら、幹事長もダメでしょうし。
本人は、「この曖昧な集団自衛権には当面は自分の手を入れられそうにないが、首相になってから法整備をする。それ以外では首相と意見の相違は少ないし、揉めても良いことはないから、つなぎで他の大臣を務めさせてもらおう。それなら周りも困るまい。」位は考えてそうです。
それはそれでいいんじゃないでしょうか。