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中国人が体感した、日本社会での心地よい「距離感」

公園でかわいいノラネコを見つけたので近づいてみると、最初は逃げなかったのにある程度の距離で突然一目散に逃げ出した。それがノラネコにとって「パーソナルスペース」との境界という訳だが、人間の世界にもこの「距離感」は存在する。そしてこの「距離感」、日本人と中国人では感覚が大きく異なるのだ。

中国でバスや地下鉄に乗ろうと並んでいたり、混雑した車両に乗っていたりすると、なんとなく息苦しさを感じることがある。なんというか、他人の顔が近いのだ。その「顔」たちから自分に対して容赦ない視線が浴びせられるから、なおさら息苦しくなる。日本の満員電車も相当な圧迫感ではあるが、乗客の多くは視線を天井に向けたり、窓の外をぼんやり見たり、スマホや新聞、本を閲覧したりすることで何とか苦しさを紛らわそうとしているのである。仮に、隣の人をジロジロ見たりすれば、確実に怪しまれてしまう。

ある中国のネットユーザーが近ごろ、日本での生活経験を通じて感じた日本の特徴を紹介する文章をネット上に掲載した。その1つとして、日本における「パーソナルスペース」について取り上げている。ファストフード店のレジに並ぶ客を見て、注文客と2列目以降の間に1メートルほどの空間ができていることに気づいたとのこと。このユーザーはその理由をプライバシー保護に見出し、「各個人の内心から出てくる、他人への配慮」と評価した。

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ちょうど春節(旧正月)のころ、成田空港から電車に乗って移動した。そのさい、大勢の中国人観光客一行が大きなトランクとともに乗り込んできて、ガラガラだった座席があっという間にいっぱいに。自分の隣でも、楽しそうにおしゃべりしながらどっかりと腰を下ろす光景が繰り広げられ、物理的な狭さとともに心理的な息苦しさを少々覚えた。やはり日本人と中国人では「距離感」が違うんだなと改めて感じた次第である。

このネットユーザーが感じた「見えない1メートルライン」が良いか悪いかは、価値観や距離感によって考え方が異なるはずだ。しかし、日本を訪れる中国の観光客には、日本的な「距離感」をぜひ「そういうものなのだ」と認識してもらいたい。その認識1つで、要らぬトラブルをかなり防げるのだから。そしてもちろん、日本人側も中国人との「距離感」の違いを受け入れる努力をせねばならない。
サーチナ (編集担当:今関忠馬)
http://news.searchina.net/id/1603574?page=1

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【管理人コメント】
単純に心地よい「距離感」と言っても難しい…。
昔は近所付き合いも頻繁だったが…、今では隣の関心も薄れている。
心地より距離感が必要な時に協力し合うが、何でもないときには無関心ではないがほどほどであるとすれば、中国人から見れば心地よい距離感となるのだろうか…。

ファストフード店のレジに並ぶ客を見て、注文客と2列目以降の間に1メートルほどの空間ができていることに気づいたとのこと。このユーザーはその理由をプライバシー保護に見出し、「各個人の内心から出てくる、他人への配慮」と評価したというが、心地よい距離感と言うのだろうか…。相手への配慮の距離と言い換えればわからんでもないが…。




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[ 2016年02月29日 11:47 ] カテゴリ:日本社会 | TB(0) | CM(0)
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