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北京の大気汚染は「年中無休」 北京大学がリポート 経済先進地区でも最悪レベル

北京大学光華管理学院と同大学統計科学センターがこのほど発表したリポートによると、中国の経済先進地域として北京、上海、広州(広東省)、成都(四川省)、瀋陽(遼寧省)の5カ所を選んで大気汚染の現状を調べたところ、北京は大気汚染の発生が「年中無休」状態だった。上海のメディアグループ上海報業が運営する情報サイトの「界面」が報じた。

中国にある米国大使館と総領事館では、敷地内で観測した大気汚染の状況を発表しつづけている。リポートは、米国大使館/領事館が発表する数値と、近くにある中国側の環境保護部門の観測データを総合して、大気汚染の状況を判断したという。 リポートによると、大気汚染が特にひどいのが成都と北京だった。成都では「極端な汚染が発生する日が多い」特徴がある。北京は「汚染発生日がとりわけ多い」状況だ。 大気の質が比較的良好とされる広州と上海でも、「大気の質が良好」と判断できる日は、全体の37%以下で、「良好」である日は平均で2日ほどしか続かなかった。

北京を除く4都市では、大気の質は夏にはよくなり、冬に悪化する特徴がある。ただし、北京では「夏のよい空気」がはっきりとは出現せず、大気汚染が「年中無休」状態になっている。成都市は、夏には空気の質が比較的良好である場合があるが、冬には極端な汚染が出現するという。

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年間を通じてでは、上海と広州では「大気の質が良好」または「軽度の汚染」と判定できた日は、全体の8割程度に達した。成都と瀋陽は6割程度。北京の場合には5割程度だったという。 PM2.5の濃度が最も高いのが北京で、瀋陽、成都、広州、上海の順だった。 リポートは、2014年は13年と比べ、大気汚染はやや改善され、15年にはさらに改善されたと説明。ただし、世界保健機関(WHO)が定める基準と比べれば「汚染ははるかにひどい」状態だという。
サーチナ (編集担当:如月隼人)
http://biz.searchina.net/id/1605283?page=1

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【管理人コメント】
北京市のすべての工場操業を止めて、自動車規制を実施して、北京に青空が戻ったというニュースがにぎわったが、北京以外の工場操業も止めたわけだが、一応青空が戻るだけ、対応すれば青空が戻るという事であるから、望みはあるのだが、国が大きいだけに大気汚染を含めた環境汚染問題は死活問題となる。経済低迷において、最後に残る厄介な大問題である。中国政府が真剣に対応を実施するために世界技術でと呼びかけなければ無理だろう。すでに国土の1/3が汚染されているのでは大気汚染問題のみならず地球規模の問題であるから、、中国のみならず新興国の大きな課題と言える。




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[ 2016年03月21日 13:15 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
中共政権では不可能か
日本の四日市公害対策は40年かかった。
日本が中国と違うのは、一般人に訴訟手段があったこと。
中国では法規制により一般人の公害訴訟は許されない。
中央政府が強権発動しない限り北京の大気汚染に
解決はない。その兆候は見られない。
[ 2016/03/21 17:54 ] [ 編集 ]
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