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サムスン電子 7年ぶりに社員10万人突破=半導体事業部が大幅増

サムスン電子で働く社員数が7年ぶりに10万人を超えたことが15日、分かった。同社の1~3月期の報告書によると、3月末現在の本社社員数は男性7万4743人、女性2万7208人の10万1951人で、昨年末から2.2%、前年比では7.4%増加した。

サムスン電子の社員数が10万人を超えたのは、サムスンディスプレーが分社化される直前の2011年以来となる。部門別では半導体事業を統括するデバイスソリューション(DS)事業部の増加幅が最も多く、前年比12.5%増の5万794人だった。 

消費者家電(CE)事業部は1万3358人から1万2753人に、ITモバイル(IM)事業部は2万6353人から2万7644人になった。

正規雇用の社員は10万1280人で前年比8.2%増加し、有期雇用の社員は685人から671人に減った。社員の平均勤続年数は11.1年で前年比0.2年増え、1人当たりの平均給与(1分期)は2000万ウォン(約204万円)から2300万ウォンに増加した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/

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収益増に最も貢献したのは半導体部門だろう。NANDやDRAMの需要が好調で市場価格も値上がりしており採算が大きく改善した模様だ。IoTやAIといった新世代のテクノロジーが普及期を迎え、世界的に半導体需給がタイトになっている。携帯部門も好調だ。アップルに先駆けてリリースした17年モデルのギャラクシーS8やギャラクシーノート8の売上が、ギャラクシーノート8は同シリーズで過去最高の予約台数になった。ディスプレイパネル部門も、アップルのiPhone8、iPhoneXに提供している有機EL(OELD)が売上に寄与し始める。特に有機ELの寄与度は拡大した。

サムスンは韓国最大の企業で時価総額は390兆ウォン(約38兆6800億円)だ。サムスン1銘柄で韓国株式市場の時価総額全体の約2割を占めており、外人保有比率は約4割に達する。世界の時価総額ランキングで13位(17年9月末)に位置しおり、日本最大のトヨタの時価総額の22兆4500億円を7割以上上回っている。サムスンは、第2四半期に世界半導体のシェアで世界一となった。16年の世界携帯シェアでも世界一。携帯ではアップルとライバルでありながら、アップルには半導体や有機ELなどの電子部品を提供している。したがって、サムスンの決算や設備投資動向は、世界のテクノロジー株の業績、株価の指標となる。


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[ 2018年05月16日 09:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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