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なぜ中国ブランド自動車は合弁ブランドに比べて「安物」になってしまうのか?

中国メディア・捜狐は13日、中国ブランドの自動車が同クラスの製品において外資との合弁ブランドよりも「安物」扱いされる理由について解説する記事を掲載した。

記事はまず、デザインについて言及。合弁メーカーは一般的に多人数のデザインチームを抱え、なかには国内外の有名教育機関と提携して人材を育成しているとする一方、中国ブランドは「すでに学校との協力や国外の専門家招へいを行っているものの、デザインチーム全体として差が存在する」と論じた。

続いて製造セクションに触れ、「両者の差が最大のセクションだ」と解説。中国国内で安定した業績をあげている合弁ブランドは非常に発達した製造技術と管理モデルを持っているとし、歴史の浅い中国ブランドとはまだ大きな差があると評価した。一方で、「努力のもとで、この差は少しずつ縮まると信じている」とした。

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そして最後に、決定的な問題として「ブランドの力」を挙げた。昨今では中国ブランドにも品質やデザインで優れた製品が多く見られるが、ブランド的な劣勢により価格を高く設定できないのだとし、「ナイキやアディダスのシューズが高価で、国内の李寧(LINING)などが同様な価格を設定できないのと同じだ」と説明した。

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日本や欧米との合弁ブランドに比べるとなおも信頼度が一段低く、低価格な中国の自動車ブランド製品。しかし、デザインや技術、品質の進歩は一昔前と比べれば雲泥の差であることは間違いない。ブランド力を高め、同レベルのスペックで合弁ブランドと同水準の価格を張れるようになるには、デザイン・製造・管理の各セクションで成長を遂げつつ、消費者から信頼を得られるよう実績を積み重ねていく必要があるだろう。
サーチナ (編集担当:今関忠馬)
http://news.searchina.net/id/1599901?page=1

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【管理人コメント】
日本や欧米との合弁ブランドに比べるとなおも信頼度が一段低く、低価格な中国の自動車ブランド製品。

自動車産業に中国自動車企業が参入して来たら厄介だが、現状のレベルでは無理だろう。
自国内では自国車は不動と言えるが、しかしエンジンは三菱である。自国でエンジン開発はできないレベルだ。

他社を真似ても、自動車部品は主部品は日本を含めた部品となる。
それでも自国では自車が自国の売上台数で40%占めているわけで、その部分を日本企業や韓国企業が狙っている。
日本企業でさえ中国市場で20%に満たない。韓国企業に至っては8%に満たないわけで、しのぎを削っている…。。。




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[ 2016年01月16日 11:46 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(1)
車は産業力の結晶
自動車は、言うまでもなく、その国の持つ産業力の結晶と言えると思います。
欧米や日本の自動車メーカーが有利ななのはそのが大きい。大量の鉄鋼生産を誇る中国ですが在庫はダブついており、置いて置くだけで劣化させているようではまだまだでしょう。知人が金属加工に従事してますが、安さに惹かれ試しに中国製鋼板を使って見たところ、オシャカの山、何とか形にした物もクレームの山、納品先は自動車関連で、一発で中国製鋼板使用と見抜かれ、時期尚早と釘を刺されたそうです。同じ規格のはずでも全体的な品質や、品質のバラつきが有るんだそうです、例えばプレスするとクラックが入るとか、へらで絞ると均一になりづらいとか。他の材料や部品でも同じような事は言えるんでしょうし、有力なサプライヤーも聞きません、サプライヤーは大きいと思いますし、実は二次下請け、三次下請け、更に先の下請けに致まで、産業基盤の裾野が育つには時間が掛かるのだと思います。
また、上を見れば、知財や資本財から開発に当たる能力も問われます、それとて下請け在っての産業構造です、日本式と欧米式も違うんだと思います、職人技、工作機械、冶具、何一つ取っても日米欧と中国ではまだまだ差が在りそうです、韓国だって足元にも及びません、資金を注ぎ、マンハントして、パクリを繰り返してもあの程度です、中国だってそう何時までも資金力は続かないでしょう、ブランド力は自力で地道に頑張るしかないんだと思いますが、私には中国や中国人の適性が、それに向いているのか疑問に思えます。
科学者、技術者、職人に必要な資質には色々あると思いますが、志、人格、センス、理論、経験値、ニーズ、シーズ、こんなところが基本かなと思いますね。
中国人にはバイヤーの方が向いてると思います。
[ 2016/01/16 13:48 ] [ 編集 ]
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