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【韓国経済】56p急落…下げ一色の韓国証券市場

旧正月連休を終え11日に開場した韓国証券市場が、世界景気鈍化憂慮と北朝鮮の悪材料を同時に反映し3%近く急落した。 KOSPI(韓国総合株価指数)はこの日、前取引日より56.25(2.93%)安い1861.54で取引を終えた。 一日の下落幅や下落率ではギリシャのユーロゾーン脱退憂慮のために62.78(3.40%)下がった2012年5月18日以来、3年8カ月ぶりの最大だ。 KOSDACも33.62(4.93%)暴落した647.60で取引を終えた。

KOSPIは旧正月連休期間の北朝鮮による長距離ロケット発射と韓国政府の開城(ケソン)工業団地稼動全面中断決定、日本の証券市場の急落余波で投資心理が凍りつき、急落傾向で出発した。 時間の経過と共に下落幅は拡大し、取引中には1860台を割り込むこともあった。

相当数の市場専門家たちは今後の追加下落幅は制限的だろうという予想を出しているものの、一部では世界証券市場がすでに弱気相場に進入しているため、今後、KOSPIの底を見極めるのは容易でないという悲観論も出ている。

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この日、連休を終えて開場した香港証券市場で、香港ハンセン中国企業株指数(HSCEI)は5%近く暴落し7600台まで下げた。 これに伴いHSCEIを基礎資産とする株価連係証券(ELS)物量(約37兆ウォン=3兆4千億円)のうち約4兆ウォン相当が元本割れ(Knock-in)区間に進入したと推算される。 これに先立って金融当局は先月21日にHSCEIが7835まで下がった時に3兆3千億ウォン分が元本割れ区間に入ったと明らかにしたことがある。

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世界金融市場不安のために安全資産に資金が集中した影響で、韓国内の債権金利は一斉に下落した。 この日、10年満期の国庫債金利は初めて1.7%台(1.766%)に下がり、30年満期国庫債金利も1%台(1.894%)に進入した。
韓国ハンギョレ新聞社 キム・スホン記者
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/23296.html

【管理人コメント】
日本も大変である。 世界の通貨量はアメリカの金融緩和処置が終了したことで、ドルに対しての円量において、ドルの絶対量は変わらない。円が買われれば流動する円量は不足し円高になる。円安から円高に向かう統計データーとしては早すぎる。だがこの状態で金融緩和処置を連続して実施すれば円量だけが増大し、円が売られたとたんに大きく下落する危険が発生する。日銀の腕の見せ所だろう…。

一方の韓国のウォン量は小さいために、ことあるごとに大きく変動する。この状態で為替介入しウォン量を増やせば、自国経済低迷と中国経済低迷の余波を受けて通貨危機となる危険度が増す…。




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[ 2016年02月12日 10:39 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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