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日系車は鋼板が薄い?日系車の購入は愛国心ない?中国「それはデマだ」

中国では自動車に詳しくない人が多いようだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国自動車市場には「5つのデマ」が存在していると説明、多くの中国人消費者がこのデマを信じ込んでいる可能性があることを指摘している。

記事が指摘する1つ目のデマは「ターボチャージャー車は低燃費」というもの。近年の中国自動車市場ではターボチャージャー付きエンジンを搭載した自動車が流行しており、多くの消費者はターボチャージャーの馬力と低燃費を自慢する。しかし記事は、例えば1.6Lのターボと1.6Lの自然吸気(NA)を比べた場合、必ずしも1.6Lターボの燃費が良いとは限らないと説明している。

記事が言わんとしているのは、同一排気量であればターボチャージャーの燃費はNAよりも悪くなる可能性もあるということを多くの中国人消費者が知らないことだ。実際、日系車においても、NAよりもターボのほうが燃費の悪い車種がある。一方で、小排気量の直噴ターボがより排気量の大きなNAエンジンと同等の出力が可能な場合もあり、こうした比較の場合はターボの燃費はNAよりも良いと言うことができるだろう。

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続けて、2つ目のデマとして「よく売れている車ほどコストパフォーマンスが高い」というものを紹介。中国人消費者は群集心理に動かされる傾向にあり、よく売れているなら性能も良いと判断し、購入に至ると説明。「五菱宏光」と「HAVAL H6」はその典型的な例だと指摘。「爆買い」にもきっとこうした群集心理は働いているのだろう。 記事はさらに3つ目として「鋼板が厚いほど安全性が高い」というデマ、4つ目として「中国国産自動車を運転するのはメンツが立たない」というデマを取り上げた。鋼板をめぐるデマの被害者は言うまでもなく日系車だ。日系車は中国でいまだに「鋼板が薄く、安全性に劣る」というデマに悩まされていると言える。

また、メンツのために車を選ぶ中国人にとって、国産車には安物、パクリ、また「エンブレムがかっこ悪い」などのイメージがあると記事は指摘。しかし、近年は国産車の品質は飛躍的に向上しており、日系車やドイツ車に比べてメンツが立たないということは決してないと記事は説明している。 最後に記事は「日本製品の不買運動は愛国の表れ」というデマを紹介。日系車を買う中国人は「中国を愛していないから日系車を買う」のでなく、ただ良い品質の車が欲しいだけだと指摘。記事がわざわざこの点をデマの1つとして取り上げたことから、日本製品不買運動の雰囲気を意識的に和らげようとする態度を読み取ることができる。

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記事が取り上げた5つのデマのうち、実に2つが日系車にかかわるものだった。いかに中国で日系車が不利な戦いを強いられているかが分かるというものだが、こうしたデマが消失することには日系車にとってはもちろん、中国の消費者にとっても非常に大きな価値があると言える。
サーチナ (編集担当:村山健二)
http://biz.searchina.net/id/1604737?page=1

【管理人コメント】
日本車の安全性の高さは日本のみならず、欧米でも高く評価されている。権威ある調査機関による安全性評価のほか、各調査会社が実施する顧客満足度でも日本車の安全性は実証されている。日本車は衝突事故の際には衝撃を吸収することで、ドライバーなど車内の人員を衝撃から守るよう作られているが、こうした事実が中国では理解されているとは言えないのが現実で、今なお日系車は安全性に劣るという誤解も少なくない。こうした誤解の根底にあるのは「日系車は鋼板が薄い」という主張からだ。

まぁ~中国人が考える事である。中国メディアが自動車のボディーの鋼板は厚ければ厚いだけ安全なのだろうかと疑問を投げかけた事でなおさら広まったのだろう。




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[ 2016年03月14日 11:37 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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