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北ナンバー2・張成沢氏、軍暴走で失脚か 核による恫喝外交加速も!

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北朝鮮で朝鮮労働党行政部長など要職を務める張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長(67)に失脚の可能性が浮上し、朝鮮半島情勢が緊迫化している。張氏は金正恩第1書記に次ぐナンバー2の実力者。情報が事実なら、政権のパワーバランスが大きく崩れて軍強硬派の発言力が増すのは必至だ。北がより過激な「先軍政治」の道を突っ走り、周辺国を核ミサイルで脅す恫喝(どうかつ)外交を繰り返す恐れも出てきた。

韓国の情報機関、国家情報院が3日、衝撃情報を伝えた。

11月下旬に張氏の側近2人が公開処刑され、張氏自身もすべての役職を解かれたというのだ。

複数の情報筋によると、処刑された2人には、党に反対する不正行為の容疑がかけられていたといい、張氏はその監督責任を問われたものとみられる。さらに韓国メディアによると、張氏の義兄にあたる駐キューバ大使の全英鎮(チョン・ヨンジン)氏、張氏のおいで駐マレーシア大使の張勇哲(チャン・ヨンチョル)氏が北に呼び戻されたという。

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昨年7月、金正日総書記が側近として重用した古参幹部、李英浩(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長が更迭されるなど、金正恩体制が発足してから、粛清人事は幾度となく繰り返されてきた。だが、張氏の失脚が事実なら、これまでとは桁違いの衝撃をもたらすことになる。

「張氏は正恩氏の叔父にあたり、2011年12月の金総書記死去後は、彼を『後見人』として支えてきたロイヤルファミリーの一員でもある。正恩氏を除けば、朝鮮労働党の最大実力者だ」(北朝鮮消息筋)

背景に何があるのか。

北朝鮮情勢に詳しい「コリア・レポート」編集長の辺真一氏は「今月17日が金総書記の命日にあたる記念日。その日に情報の真偽がはっきりする」とし、こう続ける。

「情報が正しいなら、軍部との対立で排除された可能性が高い。権力が一点集中していた張氏は他の幹部からかなり反感を買っていた。軍幹部が一致団結して張氏排除に動いたのではないか」

その場合、クーデターの中心的な役割を担ったとみられるのが、崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長だ。核ミサイルの開発を進める軍政治部門のトップで、軍を監視・統括する要職に就いたことで頭角を現し、正恩氏の最側近に昇りつめたとされる。

北の政変で東アジア情勢はどう変わっていくのか。

元韓国海軍少佐で、拓殖大学国際開発研究所の高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コ・ヨンチョル)研究員は「労働党と軍部のパワーバランスが崩れた。軍部の発言権が増して、先軍政治をエスカレートさせていく可能性がある。核ミサイルによる恫喝外交をさらに加速させる事態も考えられる。ただ、張氏は過去にも2回ほど失脚しかけて復帰したことがある。今後の推移を見守る必要がある」と指摘している。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131204/frn1312041139003-n1.htm



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[ 2013年12月04日 16:25 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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