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終戦宣言急ぐ北朝鮮、非核化に連携し先送りする米国

朝鮮戦争の終戦宣言が「6・12朝米首脳会談共同声明」の履行過程のホットポテト(厄介な問題)に急浮上した。マイク・ポンペオ国務長官が7日に平壌を出発した直後、北朝鮮が「外務省報道官談話」(以下談話)を通じて、終戦宣言と関連した米国の「一貫性もなく消極的態度」を非難したからだ。終戦宣言は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が朝鮮半島における平和体制の構築過程で重要な架け橋として主導的に推進してきた「文在寅議題」であるため、韓国も直接当事者だ。大統領府が「朝米が真剣で誠実な姿勢であるため、問題がうまく解決されると期待している」(キム・ウィギョム報道官)とし、非常に慎重な姿勢を示しているのもこのためだ。

北朝鮮は7日夜の「談話」を通じて、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長がポンペオ長官との高官級会談で「朝鮮半島における平和体制の構築のため、朝鮮の休戦協定締結65周年を契機として終戦宣言を発表することに関する問題を討議することを提起した」と明らかにした。ところが「米国側は情勢の悪化と戦争を防止するための基本問題である朝鮮半島の平和体制構築問題については一切言及せず、すでに合意された終戦宣言の問題まで条件と口実を並べ、遠く先送りにしておこうとする立場を取った」と批判した。さらに、「終戦宣言は北南間の板門店(パンムンジョム)宣言にも明示された問題で、朝米首脳会談でもトランプ大統領の方がより熱意を見せていた問題」だったという事実を想起させた。チョ・ソンニョル国家安保戦略研究院首席研究委員は「米国が体制保証の話をしなかったことに対する不満」だと解釈した。

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北朝鮮は「早期終戦宣言」の意味についても、公開的には初めて見解を明らかにした。第一に、「朝鮮半島で緊張を緩和し、強固な平和保障体制を構築するための初の工程」であり、第二に「朝米間の信頼構築のための優先的な要素」であり、第三に「およそ70年間持続してきた朝鮮半島の戦争状態を終結させる歴史的な課題」だということだ。要するに、朝米関係を戦争から平和に転換する過程で、米国の対北朝鮮体制保証の「初の処置」ということだ。

文在寅大統領は「北朝鮮が持っている安保の面での懸念を解消できる案」の一つとして、「朝米首脳会談が成功した場合、南北米3カ国首脳会談による終戦宣言の推進」を期待すると明らかにした。トランプ大統領も「彼ら(南北)は(朝鮮戦争)終戦問題を協議しており、私はこの協議を祝福する」と述べるなど、終戦宣言に対して肯定的な発言を繰り返してきた。 しかし、ポンペオ長官は8日、東京で開かれた韓日米外相会議後の記者会見で、北朝鮮のこのような反発にもかからわず「終戦宣言」に関して直接的な言及をしなかった。
http://japan.hani.co.kr/

朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は七日、談話を発表し、六~七日に平壌で行われたポンペオ米国務長官と朝鮮労働党の金英哲副委員長との米朝高官協議について「米側の態度と立場は実に遺憾だった」と批判した。非核化を先延ばしにする狙いがある一方、自国の安全を保証する具体的措置を早期に取るよう米側に譲歩を迫った。 北朝鮮側は朝鮮戦争(一九五〇~五三年)の終戦宣言発表に関する問題や大陸間弾道ミサイル(ICBM)エンジン実験場の廃棄、米兵遺骨返還などの問題を巡り「双方が同時に行う措置」を話し合うよう提案した。 だが、米側は「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」や核計画の申告・検証など「一方的に非核化要求だけを持ち出した」とし終戦宣言問題を先送りする立場を取ったと主張した。 ただ、「トランプ大統領に対する信頼感は保持している」と付け加え、米国との対話継続を求める姿勢も明らかにしている。


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[ 2018年07月09日 08:53 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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