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韓国の税収好調、国税収入が初の300兆ウォン超へ

韓国では記録的な税収好調が続き、今年の国税収入が史上初めて300兆ウォン(約29兆5600億円)の大台を突破する可能性が高まった。

韓国企画財政部(省に相当)によると、今年1-8月の国税収入は前年同期を23兆7000億ウォン上回る213兆2000億ウォンに達した。今年の3分の2が経過した時点で政府の国税収入目標である268兆1000億ウォンの79.5%を達成した計算だ。8月までに年初来の税収が200兆ウォンを超えたのは今年が初めてだ。8月までに法人税収が目標の87.2%の55兆ウォンに達したのをはじめ、所得税は81.5%の59兆4000億ウォン、付加価値税が74.6%の50兆2000億ウォンなど主な税目で軒並み目標を超過した。一部の民間シンクタンクは、年末の納税日程などを考慮すると、今年の税収が300兆ウォンを突破する可能性があるとみている。そうなれば、過去5年で税収が約100兆ウォン増えた計算になる。

記録的な税収好調にもかかわらず、財政支出が上回っているため、実際の財政状況を示す管理財政収支は8月時点で累計12兆ウォンの赤字だった。政府債務は前年比で57兆4000億ウォン増え、684兆7000億ウォンとなった。
http://www.chosunonline.com/

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今年1-7月の韓国政府の税収は190兆2000億ウォン(約18兆8300億円)で、前年同期を21兆5000億ウォン上回った。体感景気は最悪だが、税収だけが好調を維持している。企画財政部(省に相当)は11日に発表した月間財政動向で、「法人税の源泉徴収分の増加と第2四半期(4-6月)の消費の伸びによる付加価値税収増加で税収の好調が続いた」と説明している。税目別に見ると、付加価値税は52兆6000億ウォンで、前年同期を2兆7000億ウォン上回った。所得税は51兆5000億ウォン、法人税は42兆5000億ウォンで、それぞれ6兆9000億ウォン、7兆7000億ウォンの増収だった。

一方で韓国政府は、470兆5000億ウォン(約47兆1700億円)の2019年度(1~12月)予算案を閣議決定している。近く予算案を国会に提出する。国会は法定期限の12月2日までにこれを審議・議決する義務がある。9.7%増の約47兆円となる。19年度の総収入は481兆3000億ウォンで今年度に比べ7.6%増加する見通しとしている。全体的に財政支出が増えるが、来年は歳入環境が良くなり国の債務比率は上がらないとした。地方債務は増え続け、本来老朽化対応を実施すべきが、既に天文学的数値となり、手の施しようが無い状態だ。一見税収が増えて良い結果に見えるが、企業が低迷し、消費も低迷しているのに、法人税と付加価値税収が増える。法人税は、好調サムスンの法人税収比率が高い。

法人税収は大企業ほど優遇処置をしてきた韓国政府である。引き締めれば増加するが、経済低迷に消費低下と言いつつ税収が増える数値ならべの得意な韓国政府である。国家予算は増えて、赤字企業には莫大な税金を投入して補填する。低迷する雇用問題にも税金を投入する。結局自国民から集めた金を自国民にばらまくことになる。


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[ 2018年10月12日 09:07 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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