韓国経済News

韓国の大卒新入社員の4人に1人以上が、入社から1年以内に会社を辞めていることが分かった。韓国経営者総協会が全国の企業306社を対象に実施したアンケートで、大卒新入社員が1年以内に離職する率は27.7％と、2012年（23.6％）、14年（25.2％）に続き上昇した。

特に、従業員300人未満の中小企業に勤める新入社員の1年以内の離職率は32.5％と、従業員300人以上の企業（9.4％）に比べ3倍以上高かった。300人未満の中小企業の1年後離職率はここ4年間で30.6％から32.5％に上がり、全体の離職率を押し上げた。

新入社員が早期に離職する最大の理由は「組織・職務に適応できなかったため」（49.1％）で、2年前の同じ調査に比べ1.5ポイント上昇した。次いで「給与・福利厚生への不満」（20.0％）、「勤務地・勤務環境への不満」（15.9％）と続いた。

一方、企業側の早期離職への対応（複数回答）は「職務能力と適性を踏まえた配属」が51.3％で最も高く、次いで「メンタリングなどによる悩み事の把握」（46.0％）、「ビジョンの提示」（36.3％）と続いた。経営者総協会の関係者は「新入社員の組織への適応をサポートする方策も講じるべき」と指摘している。
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/06/07/2016060700670.html

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【管理人コメント】
300人未満の中小企業の1年後離職率はここ4年間で30.6％から32.5％に上がり、全体の離職率を押し上げた。
日本の中小企業で、例えば冷間プレス企業で従業員100人以下だが、3か月の間に入社した人数が５名で残ったのは私だけである。大手企業から再就職支援企業を経て社長と面接して入社した人員である。そのほかには社長ではなく人事と面接で入社した若手を含めれば７～8名だろうか…。いずれも3ヵ月持たずに辞めている。

その後、私は持病ででやむ負えず退職したが、1年以内で見れば１００％退職している事になる。
その後私は印刷・工材企業という特殊な分野の部品企業へ入社し、7年以上務めたわけですが、その間、雇っては退職するという比率は、非常に高く、大手企業の部課長経験者などは、1年前後でやめて行き、若手は半年持たずに辞めてゆく。ですから中小企業の人の出入りは激しいですね～。技術を習得する前に辞めるわけで、理由は仕事量と人間関係です。

日本の中小企業で新入社員を教育できる技能は持ち合わせていないために、私などが教えないと、教育下手と口が悪い連中が多いのも中小企業ですから、リーダーシップが取れるキーマンがいない企業はもっと激しいでしょう。韓国の中小企業と日本の中小企業での離職率は残念ながら意外と変わらない。ですから、より標準化が必要となる。大手企業や中堅企業から、営業をごっぞり引き抜かれる事も多いのが中小企業である。

そう考えると、７０％雇用率で中小企業が日本を支える技術と言うのは素晴らしいが、教えるのが下手であるから標準化が重要で、そのシステム構築ができる人材は大手企業の第一線の人たちですから、そういう人たちが中小企業へ在籍する可能性は極めて低い。キヤノンなどは、間に管理企業を入れて、外注指導を徹底しているわけで、理由は化学物質混入で実はキヤノンとは言え大損失を受けているのが実情です。

化学物質であれ何で有れ、大手企業が末端の中小企業にまで指導するというのは良い事であるが、現実システム構築の実施まで至るのは難しい。管理はするが教育は不足するという事です。中小企業で大卒の人たちが頭を使って、大手企業から訓練を受けてシステム化する事を国が定めれば、まだまだ進歩する事でしょう～。

韓国は難しい。そもそも人のいう事を聞かないわけで…。。。

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