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ソウル市長選:与党候補の高額エステ報道、全てデマ!!

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昨年10月26日に行われたソウル市長補欠選挙の際、与党ハンナラ党から立候補していたナ・ギョンウォン氏に対し「1年に1億ウォン(現在のレートで約678万円、以下同じ)を掛けてスキンケアクリニックに通っている」という趣旨の批判報道が行われたが、これに対しソウル地方警察庁は30日「報道が事実でないことを確認した」「ナ・ギョンウォン氏が皮膚科のクリニックに支払った診療代は550万ウォン(約37万2000円)だった」と発表した。

時事週刊誌『時事IN』は、昨年のソウル市長選挙投票日を6日後に控えた10月20日、ネットを通じて「ナ候補は1億ウォンのスキンケアクリニックに通っている」「このクリニックは年会費が1億ウォンで、治療が必要な時には別に治療代を払わねばならない超高級クリニックだ。江南地域の富裕層や有名芸能人しか通えない」などと報じた。これに対しナ候補は「年間会員ではなく、ダウン症候群の娘を治療するために550万ウォンのスキンケア用チケットを購入しただけだ」と説明したが、野党側は連日この問題を追求した。野党側の朴元淳(パク・ウォンスン)候補=現ソウル市長=陣営の禹相虎(ウ・サンホ)スポークスマン(当時)は「1億ウォンの会費を払ってスキンケアクリニックに通いながら、庶民の雇用や教育などについて語っても何も響かない。貴族のような生活をしていることが明らかになった」とした上で「大韓民国に0.1%しかいない特権層」「特権的なぜいたく生活」などと激しく非難した。鄭鳳株(チョン・ボンジュ)前議員も「ナ候補は呉世勲(オ・セフン)前市長と同じ皮膚科クリニックに通っていた」と指摘した。

『時事IN』の記事をそのまま引用したマスコミ報道や野党側の非難は、ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて急速に広まった。与党ハンナラ党の関係者は「“1億ウォン・スキンケア”問題が出る前に行われた不在者投票では、ナ候補が25の選挙区全てでリードし、平均で54.7%の得票率を記録していた。この時点では朴候補(43.7%)を引き離していたが、皮膚クリニックの問題が出た後は支持率が逆転した。特に20代と30代からの批判が激しかった」と述べた。選挙後にナ候補は「(選挙戦での)ネガティブ攻撃に強く対応できなかったこと。このことは最も悔やまれる点の一つだ」とコメントしている。

ナ候補陣営は投票日2日前の24日、『時事IN』のチョン・インサン記者、ホ・ウンジン記者、ブリーフィングでこの問題を取り上げた民主党(当時)の李庸燮(イ・ヨンソプ)スポークスマンなど7人を「虚偽の事実によって名誉が傷つけられた」として警察に告発した。警察は「問題の皮膚科クリニック(ソウル市江南区清潭洞)で診療記録、会計帳簿、伝票などを調べたところ、ナ候補は昨年、この病院に15回訪れたが、娘と共に使ったスキンケアの費用は550万ウォンだったことを確認した」と明らかにした。

(朝鮮日報)




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[ 2012年01月31日 11:55 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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