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中国、資産5億元以上の超富裕層は1万7千人 平均51歳

中国には資産が5億元(1元は約19.3円)を超える富豪は一体どれくらいいるのだろうか。中国民生銀行と胡潤研究院の胡潤百富ランキング担当部門は、2日に北京で「2014〜2015年中国超高額資産群の需要の調査研究報告書」を発表した。それによると、中国には資産が5億元を超える超富裕層は約1万7千人おり、その資産を合わせると31兆元になる。一人あたり平均は18億2千万元で、企業のオーナーが多いという。「北京青年報」が伝えた。

同報告書によると、超富裕層の84%は男性で、平均年齢は51歳、40〜59歳が主流を占める。学歴は博士が5%、高卒以下が6%、大学院卒が42%、大卒が47%。生活習慣をみると、余暇は読書、旅行、家族でのイベントに充て、毎年平均22日間の休みを取り、平均睡眠時間は平日は6.4時間、週末は6.5時間だ。

地域分布をみると、北部と東部に多く、北京市、広東省、上海市、浙江省の占める割合が高く、いずれも10%を超える。所有する企業の約6割が上場しており、国内上場率は70%を超える。所属する産業は製造業、不動産業、TMT(科学技術、メディア、通信産業)が多く、約半数を占める。サービス業、投資、重工業、製薬業、エネルギー産業の占める割合も高い。

調査研究の結果、超富裕層は企業の経営環境に楽観的な見方をしており、約半数が今後3年間に企業の資金調達をめぐる利便性、総合的な経済情勢、起業家の社会的地位はさらによくなると考えていることがわかった。企業の収益力に対する見方は相対的に保守的で、43%が現状維持と答え、23%が悪化すると答えた。

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超富裕層の8割以上が、将来的に海外投資のニーズがあると答え、現時点では約半数が海外投資を行っていた。海外投資の目的では企業の国際化と資産の配分によるリスクの分散が多く、国際化が49%、リスク分散が46%を占めた。海外投資で直面する最大の問題は、投資のリスク評価と現地の法律・税金政策を理解することで、リスク評価が49%、政策理解が47%を占めた。銀行とソーシャルネットワーキング・サービスが海外投資情報を入手するときの第一のルートで、それぞれ29%を占めた。超富裕層は慈善活動の中心でもあり、平均寄付額は平均資産額の1.6%にあたる2800万元に上った。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月3日
http://j.people.com.cn/n/2015/0403/c94476-8873806.html

2015-04-04-k008.jpg

【管理人コメント】

野村総合研究所(NRI)の調査によると (図)、 純金融資産が5億円を超える「超富裕層」の数は全国で約5万世帯と見られる (2011年)。この人たちは「金融資産と同等かそれ以上の実物資産を持つのが一般的」(NRIの米村敏康・主任コンサルタント)であり、そこから推計すると、超富裕層とは総資産10億円以上の世帯ということになる。

世界で見れば、100億円以上の資産家は2003年以降64%増の3万7000人超という。資産1億円以上の金持は世界に2900万人。100億円とまでいかなくとも、世界中で1億円以上の資産を持つ人は約2900万人にもなる。2900万を多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によるが、彼らが地球上の総資産の39.3%を保有している。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40971

という事を考えれば、中国の超富裕層は1万7千人というのは世界の100億円以上の資産家において、46%を占める。
超富裕層という意味では恐ろしい比率である。平均51歳であるから若い。

若い世代の実業家が金をため込むというわけだろうか。
超富裕層の8割以上が、将来的に海外投資のニーズがあると答えているというのも興味深い。

また、超富裕層は慈善活動の中心でもあり、平均寄付額は平均資産額の1.6%にあたる2800万元に上ったという。5.5億円である。今年さらに増えるのだろうか…。




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[ 2015年04月04日 14:39 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
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