韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  中国 >  上海と深センで最低賃金が月額2000元を突破・・・前年比1割以上の上昇

上海と深センで最低賃金が月額2000元を突破・・・前年比1割以上の上昇

中国政府「人力資源と社会保障部」は29日、全国各地の2015年における最低賃金の改正と、(一般労働者に対する)政府の賃上げ指導ラインを発表した。上海市は最低賃金が月額2020元、深セン市は2030元と、初めて2000元(約3万7600円)を超えた。賃上げ指導ラインは前年比で15%増とした地方が多い。

上海市の2014年の最低賃金は1820元、深セン市は1808元だった。いずれも1割以上、上昇させた。その他の中央直轄市では、北京市が1720元、天津市は1850元、重慶市は1250元だった。重慶市政府は2014年1月1日以降、最低賃金の引き上げを発表していない。

同じ省でも地域により経済状態が異なるなどで、最低基準に「ランク」が設けられている場合がある。広東省は「第1ランク」の最低賃金が1895元、最低の「第4ランク」は1210元となった。同省の場合、深セン市の最低賃金は特別扱いで、2030元と全国最高になった。最低賃金が低いのは黒龍江省(850-1160元)で、2012年12月1日以来、引き上げられていない。
(編集担当:如月隼人)
http://biz.searchina.net/id/1590272

スポンサードリンク


【管理人 補足記事&コメント】
中国各地の「賃金引上げ」政府指導は10%前後、広東省では「引き下げ」も容認
中国政府「人力資源と社会保障部」は29日、2015年における全国各地の(一般労働者に対する)政府の賃上げ指導ライと最低賃金の改正状況を発表した。賃上げ指導ラインは省別に「上限・基準・下限」を発表している。引き上げ指導が大きかったのは天津市の「上限:18%、基準:10%、下限:3%」、山西省の「上限:18%、基準:10%、下限:4%」、山東省の「上限:18%、基準:10%、下限:4%」、河南省の「上限:18%、基準:12%、下限:3%」など。

2015-09-29-k015.jpg

北京市は「上限:16%、基準:10.5%、下限:3.5%」だった。上海市では9月28日現在、2015年分が発表されていない。2014年は「上限:16%、基準:12%、下限:5%」だった。指導ラインの「基準」は、10%前後の地方が多い。広東省では上限が12.5%、基準が8.5%で、下限については「ゼロまたはマイナス成長」とした。理由の説明はないが、政府当局に、輸出の不振などで企業経営が圧迫されているとの認識があると考えてよい。最低賃金では上海市が月額2020元、深セン市は2030元と、初めて2000元(約3万7600円)を超えた。
http://biz.searchina.net/id/1590299?page=1

中国経済低迷と言いつつも賃金は上昇と言う景気の良い話です。
中国政府は人民元切り下げで経済低迷と世界が思っているわけで、それを振り払うかのような動きですが、それも長くは続かないのではないですかね~。もともと無理な過剰作業ですから、どこかで仕事を止めない限りは難しい。中国政府の動きには注視する必要があるが、何処で調整するかのタイミングでしょう。今はタイミングが悪すぎる…。




関連記事

[ 2015年09月29日 19:57 ] カテゴリ:中国 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp