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韓国のビットコインブーム、尋常ではない

仮想通貨「ビットコイン」の価格が乱高下している。韓国最大のビットコイン取引所である「ビットサム(Bithumb)では、1ビットコインの価格が2500万ウォン(約259万円)から1400万ウォンまで急落した。今年初めには100万ウォン、最初に登場した2009年には0.9ウォンにすぎなかった。誰も保証せず、責任も取らないのに、価格ばかりが高騰し、投資家を集めている。ノーベル経済学賞の受賞者らがバブル崩壊を警告するが、投資ブームが冷める兆しはない。

ブームは韓国でだけ起きている。ブルームバーグは「韓国ほどビットコインに熱狂する国はない。一種のグラウンドゼロ(爆心地)になった」と報じた。全世界のビットコイン取引の約20%がウォン建てで決済され、しかも国際相場よりも20%割高で取引されている。正常ではない。今年9月、中国がインターネットカジノやさまざまな犯罪のマネーロンダリング、マルチ詐欺などを理由にビットコインの取引を禁止すると、中国から大量の資金が流入したとされる。

李洛淵(イ・ナギョン)首相は「青年、学生が仮想通貨取引に飛び付いているとか、麻薬取引のような犯罪やマルチ詐欺に利用されるケースもあるとかいう。このまま放置すれば、深刻なひずみや病気が起きるのではないかと感じる」と述べた。バブルが崩壊すれば、後から参入した投資家が被害を受け、大きな社会問題になりかねない。

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ビットコインをむやみに白い目で見るわけではない。11日(韓国時間)から米シカゴ・オプション取引所(CBOE)ではビットコインの先物取引が始まる。米先物取引委員会(CFTC)の承認も受けた。ビットコインは登場から8年で管理監督下の金融市場にも参入を果たした。インターネット革命時代の「通貨」と「価値」に対する新たな現象を無視すべきでもない。しかし、それで大もうけしようというギャンブル的な風潮と犯罪への利用には対策が必要だ。



政府はビットコイン市場のバブルと投機ブームを解消し、ビットコインの取引を正常化しなければならない。未成年者による取引を禁止し、本人確認などを強化すべきだ。大企業まで関心を示し、雨後のタケノコのように増加する私設の取引所も問題だ。韓国法務部(省に相当)は「仮想通貨取引に深刻さとその対策について、関係官庁と協議中だ」と説明した。こんなスピードでは第4次産業革命時代に起き得る問題に到底対処できない。
http://www.chosunonline.com/

中央日報は、米ブルームバーグ通信が、「韓国ほどビットコインに没頭する国はない」と題した記事を掲載している事を伝えている。 ブルームバーグは韓国の投資家がビットコインに「オールイン」しているのに対し、監督当局は厳格にビットコインに反対するなど、賛否論争が最も激しく展開されていると伝えた。 続いて韓国はビットコインの「グラウンド・ゼロ(核爆弾が爆発する地点)」とし、韓国のビットコインブームを紹介した。韓国は世界ビットコイン界の大手だ。ビットコイン取引で韓国ウォンが占める比率は21%にのぼる。韓国の国内総生産(GDP)は世界の1.9%にすぎない。

一方、最近の韓国のビットコインブームについて李洛淵(イ・ナギョン)首相は「青年や学生が短期間に稼ごうと仮想通貨に飛び込んだり、麻薬取引のような犯罪や連鎖販売のような詐欺に利用される場合もあるという」とし「企画財政部など関係部処がこの問題に目を向ける時になった」と述べた。ばくちに頼る韓国人の性格である。家計負債増加につながるのでは…。


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[ 2017年12月11日 10:11 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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