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AIIBの北朝鮮への事業支援は困難

中国主導の多国間開発銀行アジアインフラ投資銀行(AIIB)が、当分の間、北朝鮮関連事業に投資する可能性がほとんどないことが27日、ハンギョレの取材で確認された。

同銀行の金立群総裁は、北京で年次総会が行われた先週25日の記者会見で、「北朝鮮のような非加盟国の事業にも投資または支援する計画があるか」と問われ、「非加盟国の事業はその国が加盟国になれば投資を受けられる」と原則的に答えた。発言通りなら、加盟国でない北朝鮮は同銀行の支援を受ける道が閉ざされる。投資銀行は加盟申請資格を国際復興開発銀行(IBRD)とアジア開発銀行(ADB)加盟国に限定している。投資銀行は9月まで新規加入申請を受けるが、いずれの加盟国でない北朝鮮が現実に加盟するのは厳しい。

北朝鮮に対する金総裁の態度も微妙に変化した。昨年9月に総裁指名者の身分で訪韓した際には、「北朝鮮は投資銀行が助けたいた国家であり、多国間開発機構の加盟国になってほしい」と積極的な姿勢を示した。ところが今回、北朝鮮がオブザーバーに含まれたか尋ねられると「加盟したいが加盟していない国を直接調べてください」と答え、北朝鮮に関する言及そのものを避けた。

今回の投資銀行総会にはオブザーバーの資格で招待された24の非メンバー国が参加したが、北朝鮮は入っていなかった。北京の外交消息筋は「加盟希望の意思がある28カ国と協力国際機関がオブザーバーとして招待を受け、そのうち一部が出席した」、「北朝鮮は28カ国に含まれておらず、招待の対象にもなっていなかった」と話した。

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「非加盟国に対する支援はない」という金総裁の発言は、同銀行の規定とやや異なるものがある。設立協定文には、総会の特別承認(4分の3出席、3分の2賛成)を得れば非加盟国事業も支援できるよう規定している。金総裁としては創立加盟国と予備加盟国(オブザーバー)の面前で、例外事項の「非加盟国支援」を取り上げることに負担を感じた可能性もある。

非加盟国支援を取り上げることが時期尚早と判断したかもしれない。政府関係者は「現在の事務局の人員は40人水準で、今回承認した事業も速すぎるという指摘が出るほど初歩的段階」であるとし、「まずは組織の安定が優先される」と話した。同銀行理事会は総会前日の24日、独自支援するバングラデシュ配電整備事業など融資事業4件を承認した。

多国間開発銀行を通じて北朝鮮に道路など基盤施設の開発を支援するのは、北朝鮮の開放と変化を誘導できる案という評価を受けてきた。 朴槿恵(パククネ)大統領も2014年3月、ドイツのドレスデンでの演説を通じ、北朝鮮の経済開発支援のための「北東アジア開発銀行」を提案したが、事実上失敗した経緯がある。
韓国ハンギョレ新聞社
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/24500.html

【管理人 補足記事&コメント】
産経ニュースは、鳩山由紀夫元首相は26日、中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁から「国際諮問委員会」の委員就任を打診されたことを明らかにした。鳩山氏は「日本の不参加に対して世界が持っている不安感を払拭したい」と述べ、就任に意欲を示した。北京で記者団の取材に応じた。

AIIBの創設メンバーは57カ国で24カ国が新たに加盟を希望しているが、日本と米国はガバナンス(統治)などへの懸念から参加を見送っている。AIIB側は日米などの要職経験者を招聘することで、国際的信認を高める狙いがあるとみられる。 鳩山氏によると、昨年11月に北京で金氏と会談した際、就任を要請された。鳩山氏が「日本政府は必ずしも私の就任を望んでいないのではないか」と伝えたところ、金氏は「日本から選ぶのではなく、あなたを選びたい」と応じたという。鳩山氏は「私が日中友好のために努力している姿をみておられたと思う」と語った。

まぁ~頭の悪い鳩山である。
また日中の懸け橋は私が行うと言うアホな考えを持たないようにすることだ。




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[ 2016年06月28日 09:15 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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