韓国経済News

結婚を発表したばかりの大谷翔平夫妻の訪韓で韓国が沸きかえっている。そんな大谷選手の訪韓で最も大きく名をあげた企業は、なんといってもMLBソウルシリーズを誘致した韓国最大のEコマース企業「クーパン」だ。

「韓国のAmazon」と呼ばれるクーパンは、2020年からOTTサービス（インターネットを通じた音声や動画などの配信サービス）の「クーパンプレイ」をローンチした。これはAmazonにおけるAmazonプライムビデオのように、毎月会費を払って高速配送などの付加サービスを受けている有料会員だけが利用可能なOTTだ。今年1月現在のクーパンプレイの利用者数は804万人で、韓国OTT業界ではネットフリックスに次ぐ2位の位置を占めている。

韓国系OTTの中では最後発のクーパンプレイだが、どこよりも早く利用者数800万人を達成できた背景について、韓国メディアは「話題のスポーツ中継権に積極的に投資する戦略が功を奏した」と評価している。

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クーパンプレイは、今年2月には「サッカーアジアカップ」の全試合を中継し、3月には「MLBソウルシリーズ」を独占中継する。ソウルシリーズのチケット前売りもクーパンプレイの利用者に限って購入可能にした。このようなスポーツマーケティングが若年層を中心にクーパンの有料会員とクーパンプレイの利用者を増やすのに寄与しているというのが業界の評価だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d1181ab14aba232439ddee788c47dc98a78ff1f



クーパンは昨年末基準で約1400万人の有料会員を抱えており、月額料金は4990ウォン（日本円で約550円）で、年間の料金合計額は8383億ウォンに達する。もし今年で1700万会員を達成することになれば年間の会費収入が1兆ウォンを超えることになる。このビッグな記録達成に向け、今回のMLBソウルシリーズがどれほど大きな力を発揮するか業界やメディアの注目が集まっている。

大谷選手の出場で世界の野球ファンの注目がソウルシリーズに集まる。これを起爆剤に、最近レベルダウンが嘆かれている韓国野球にも大きな活力をもたらし、韓国の野球ブームが再燃することを韓国の野球ファンは期待している。　というか、低迷する韓国から見れば、韓国は危ない経済のタイミングで助けられているというのもねぇ～。。。

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