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韓国、不動産・株式上昇で「資産効果」…ベンツ・ポルシェ在庫なくて売れない

韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に明らかにしたところによると、上半期に売れた輸入車は14万7757台に達する。それまでの最高だった2018年上半期の14万109台より5%増えた。

下半期に新車が多く売れるという点を考慮すれば輸入車30万台時代は時間の問題だ。その上KAIDAの集計には会員企業ではないテスラの販売台数は含まれない。カーイズユー・データ研究所によると、上半期にテスラの登録台数は1万1629台で前年同期より64%増加した。テスラは年末までに最大2万5000台を売ると予想する。これに伴い、韓国市場で輸入車の割合も1~5月基準で過去最高となる20%を記録中だ。

輸入車の販売増加に対し業界ではさまざまな要因が重なったとみている。ハイ投資証券リサーチセンター長のコ・テボン氏は、「この2~3年間で不動産、株式、仮想通貨などの資産価値が上がり使えるお金が多くなった『資産効果』が最も大きい要因」と話した。彼はまた、「低金利によってオートリースも以前より条件が良くなった」とした。コ氏は「輸入車に対する拒否感が少なくなった点、グレンジャーやジェネシスなど国産高級ブランドの価格上昇で輸入車価格が相対的にあまり高く感じられない点も挙げられる」と付け加えた。

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実際に輸入車市場ではメルセデス・ベンツやポルシェのような高級車種の場合「在庫がなくて売れないほど」という話が出ている。業界関係者は「ベンツは事前販売で今年の韓国での販売分がすでに完売同然で、ポルシェは来年2月まで売れる在庫がないものと承知している。特に1億ウォンを超えるハイエンドモデルがよく売れる現象が続いている」と話した。カーイズユー・データ研究所によると、上半期に最も多く売れたモデルはメルセデス・ベンツ「Eシリーズ」の1万4733台、BMW「5シリーズ」の1万991台、テスラ「モデル3」の6275台などだった。
https://japanese.joins.com/JArticle/280479?servcode=300§code=300

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韓国自動車産業協会(KAMA)が発表した自動車産業統計によると、2020年の国内販売台数(輸入車を除く)は、政府の需要喚起策により前年比4.7%増と好調だったが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響により国内生産台数、輸出台数、海外生産台数はいずれも減少した。一方、エコカーは国内販売、輸出ともに好調だった。国内生産は、新型コロナの影響による一部工場の稼働停止、海外需要の減少による生産量の調整などを受け、前年比11.2%減の350万6,774台。

国内販売好調の理由は。韓国政府は、新型コロナウイルス感染拡大による消費低迷への対応策として、自動車に課す個別消費税率5%を2020年1~6月は1.5%に、7~12月は3.5%にそれぞれ引き下げた事による。


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[ 2021年07月07日 09:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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