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韓国経済の両翼が折れた? 製造業と輸出の不振に不安

2018年5月7日、韓国・世界日報は、韓国経済を支えてきた国内製造業の不振を伝えた。 記事によると、韓国内製造業の3月の平均稼働率は70.3%で、メーカーの生産設備の約30%が未可動状態であることが分かった。一方で同月の製造業在庫率は114.2%を示しており、アジア通貨危機当時の1998年9月以降20年ぶりの最高水準となっているそうだ。稼働率が低いにもかかわらず在庫が増加しているのは、製品販売量が減少していることを意味している。

3月の全産業の生産はサービス業で増加したが、鉱工業・建設業は前月比で1.2%減少。これは16年1月(1.2%減)以降最も大きな減少幅で、13年3月の2.0%下落以降ここ5年間で最も低い水準となっており、2月の0.2%減に続き2カ月連続の減少となったそうだ。鉱工業生産は半導体(1.2%増)で増加したが、自動車(3.7%減)、機械装備(4.3%減)など前月比で2.5%減少した。サービス業生産は金融・保険(1.8%減)などで減少したが、卸小売(1.3%増)、宿泊・飲食店業(4.8%増)などで増加し、前月比0.4%増となったとのこと。

また輸出も18カ月ぶりに減少に転じており、先月の輸出は500億6000万ドル(約5兆4500億円)と暫定集計され、前年同期比で1.5%の減少となった。記事は「輸出が減少に転じたのは昨年4月の輸出実績があまりにも良かったため起きた一時的な現象というのが政府の説明だが、米国発の通商圧力などで市場の状況は楽観的できないというのが業界の見方」と指摘した。


記事はさらに大きな問題として、稼働率が数年間低下するほど製造業の低迷が深刻である点を指摘。専門家は「政府は大胆な規制改革や企業の自発的な革新を支援すべきであり、現在推進中の非正規職の正規職化、最低賃金の引き上げ、労働時間の短縮などの政策に対して、企業の負担を軽減する政策配慮も必要」と述べているとのこと。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「現政府の経済政策はゼロではなくてマイナスだ」「なぜこんな状態でも文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が80%を超えているのだ?」「今の政策は結局、国を駄目にする」「最低賃金の上昇、労働時間の短縮が急速に行われている。現政権下で製造業は減速せざるを得ない」など、現政権の政策への懐疑的な意見が多く寄せられた。
http://www.recordchina.co.jp/

輸出好調のおかげで1年以上巡航していた経済が貿易戦争、ドル急落、金利引き上げの「トリプル悪材」で足踏みしている。今年1~3月期の上場企業営業利益は過去最大と推定されるが、米国と中国間の貿易戦争による直接的・間接的打撃と米国のウォンの切り上げ圧力、急上昇する市中金利などを考慮すると一瞬にして景気回復動向が折れる可能性がある。 韓国経済を牽引してきた核心成長動力である輸出が危険な状況でまた別の軸の内需は依然として回復が進んでいない。 半導体や石油化学などが牽引する輸出好調な企業は過去最大の業績を出しながら、これを基に投資と生産を増やしている。だが最近米国と中国の貿易戦争が本格化し、輸出依存度が高い韓国経済には厳しい状況になった。半導体など中間財輸出の減少が避けられないためだ。貿易戦争が拡大し世界の貿易まで萎縮すれば産業被害は広範囲に広がる可能性が高い。

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[ 2018年05月08日 08:20 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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