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韓国輸出品の平均価格、この10年で大幅下落

韓国輸出品の平均価格がこの10年間、他の主要国に比べてさらに大幅に下落したことが分かった。

10日、世界貿易機関(WTO)の「月別工業製品の輸出輸入物価指数」によると、韓国の輸出物価指数は、昨年11月基準で73.6だった。WTOの輸出物価指数は、2005年1月を100として、各国の輸出商品の価格変動を表示する。韓国の輸出物価指数の下落は、「韓国製」製品が過去より適正な価格を受けていないことを意味する。

昨年11月の他の国の輸出物価指数は、米国が117.3、欧州連合(EU)が115.0、日本が86.0、シンガポールが90.3などである。韓国の輸出物価指数が最近下がったのは、石油化学製品などの主要輸出品目がグローバル景気や原油価格など対外要因に影響を受けやすいからだと分析される。

韓国の輸出低迷が続いており、海外投資銀行(IB)が韓国の今年の成長予測値を引き下げている。主要IB9社が先月末予測した韓国の今年の成長率の予測平均値は2.5%で、従来の予測値より0.1%ポイント下落した。

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彼らは、輸出減少と共に政府政策が景気刺激の効果が大きく出なければ、最低賃金の引き上げに伴う労働市場の悪化などで景気減速が予想されると明らかにした。これに先立って韓国銀行が予測した成長率予測値は2.6%だった。
http://japanese.donga.com/

輸出競争力低下するほどに、価格競争が激化する。今の韓国経済は、競合する中国企業に包囲されつつある。数量シェアを確保するべく商品価格を下げて対応するが、それも限界がある。損益分岐点割れなら赤字となり、企業存続は難しくなる。その状態に近づきつつあるのが韓国企業となる。貿易依存度が高い国であるから、ライバルとなる中国企業の技術力が強まるほどに、シェアを奪われる。今では電化製品を含めて、頼みの綱となる半導体まで、中国企業が参入してきている。

かつて日本の半導体企業が韓国サムスンに価格競争と受注量で負けたことが、中国と韓国企業間で勃発いている。結局は価格競争力がある企業が生き残る。日本は他の新産業へ移行したが、移行できない韓国企業はシェアを落としつつ対応せざる負えないわけで、貿易依存度の高い韓国は、内需が弱いだけに、次の一手が見いだせないでいる。


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[ 2019年02月11日 09:15 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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