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LG化学、米抗がん新薬企業「アベオ」買収を終了

LG化学は、5億7100万ドル(約7072億ウォン)を投資した米国の抗がん剤開発会社「アベオファーマシューティカルズ」の買収を成功裏に終えたと、19日明らかにした。

アベオは、米国の現地で臨床開発から許可、営業、マーケティングまで抗がん関連の専門力量を備えた会社だ。2021年に米国食品医薬品局(FDA)から許可を受けた腎臓癌治療剤「FOTIVDA」で有名だ。新薬発売から2年目の昨年、売上が1300億ウォンを記録した。今年はこれより60%成長した2100億ウォンを達成するものと、会社では見込んでいる。 アベオは、FOTIVDAの活用先を広げるための追加臨床をはじめ、頭頸部がんなどの後続抗がん剤の開発に集中している。

LG化学は、世界最大の抗がん市場である米国で競争力をつけて、グローバル抗がん製薬会社に成長すると強調した。初期研究や生産工程の開発に強みを持つ生命科学事業本部が抗がん物質の発掘と初期臨床などを担当し、米国現地でのノウハウを蓄積したアベオを通じて後期臨床開発および商業化を推進するという戦略だ。

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LG化学はこのため、今年から2027年までバイオ事業の研究開発(R&D)に計2兆ウォンを投資し、2030年までに抗がん・代謝疾患分野で4つ以上の新薬を米国などのグローバル市場で発売する計画だ。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20230120/3905539/1

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昨年10月、韓国LG化学は米バイオ医薬品のアベオ・ファーマシューティカルズを買収すると発表した。買収金額は5億6600万ドル(約850億円)。LG化学はバイオ医薬品を成長事業と位置付けて研究開発を進めており、腎臓がん用の抗がん剤を持つアベオ社を買収して同事業の幅を広げる。 アベオ社は2002年に米ボストンで設立された抗がん剤開発会社。10年にナスダック市場に上場したものの、業績は振るわず株価は安定しなかった。LG化学は買収発表前の株価に43%のプレミアムを上乗せして1株15ドルで同社株を100%取得するとした。

LG化学は今回の買収を機に、抗がん剤の開発や米国進出を加速する。同社は抗がん剤9種を含む計20種のパイプライン(新薬候補)を保有している。アベオ社の今年の売上高は前年比で約3倍の1,500億ウォン(約157億円)に達する見通しで、27年には5,000億ウォンまで拡大するとみられている。同社はまた、抗がん剤の開発パイプライン3種を保有しており、30年までのFDA承認を目指している。


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[ 2023年01月20日 08:39 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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