「行動対行動」の原則…韓米、北朝鮮ICBMに“武力誇示”で対抗
文大統領は「北朝鮮の厳重な挑発に、私たちが声明だけで対応する状況ではない。私たちの確固たるミサイル共同対応態勢を北朝鮮に確実に示す必要がある」とし、「韓米ミサイル共同武力誇示」を指示したと、ユン・ヨンチャン大統領府国民疎通秘書官が明らかにした。これに韓米ミサイル部隊は同日午前7時、東海海岸で韓米共同で弾道ミサイル射撃に乗り出し、玄武2AとATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)地対地ミサイルを同時射撃し、有事の際、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長をはじめ、北朝鮮指導部を精密打撃できる能力を誇示する方式で行われた。
玄武2Aは国内技術で開発した射程距離300キロメートルの弾道ミサイルで、在韓米軍が運用するATACMSは、射程距離が約300キロメートルに達し、多連装ロケット砲システムを備えている。弾頭に数多くの子弾が含まれており、1発でサッカー場4個に当たる面積を焦土化できる。軍当局は、有事の際、金正恩労働党委員長など北朝鮮首脳部を除去する「斬首作戦」に動員される核心戦略兵器の発射場面も公開した。地図に平壌(ピョンヤン)の「人民武力省指揮部」を表示した後、戦闘機から発射したタウルスにより平壌金日成(キム・イルソン)広場が焦土化され、人共旗(人民共和国旗=北朝鮮の国旗)が燃えるシーンもある。
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特に韓米が北朝鮮のミサイル挑発に対応し、合同演習に乗り出したのは今回が初めてで、これは文大統領の強い意志によって緊急に進められた。文大統領は前日午前、北朝鮮がICBMと推定された「火星14」型ミサイルを発射したことを受け、国家安全保障会議(NSC)の全体会議などを主宰し、リアルタイムで報告を受けたという。その午後遅く「私たちも(ミサイルを)発射しよう」とし、米国と協議するよう参謀たちに指示した。
その後、チョン・ウィヨン国家安保室長が夜9時にホワイトハウスのハーバート・マクマスター国家安保補佐官と電話で協議し、ドナルド・トランプ米大統領の同意を得たと、大統領府側は明らかにした。トランプ大統領は「北朝鮮の挑発に対する文大統領の断固たる意志を高く評価して共感する。とても鼓舞的であり、先に提案してくれたことに感謝する」と述べたと、大統領府は伝えた。チョン室長がマクマスター補佐官と電話協議を行ってから、トランプ大統領の最終同意を得るまでは、約1時間がかかったという。
http://japan.hani.co.kr/
【管理人 補足記事&コメント】
朝鮮日報は、文在寅大統領は6日、ドイツで中国の習近平国家主席と就任後初の韓中首脳会談を行う。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射直後に行われる両首脳の初対面は、その結果によっては北東アジア情勢を左右するものと思われる。長期的に見れば、韓中合意に基づく対北朝鮮対話モードが強調されるのか、それとも韓米日による3カ国協力を基盤とした制裁・圧力が強化されるのかの分岐点になるかもしれないと報じている。中国は当初、親中的だと評価していた文在寅政権に非常に好意的だったが、先週の韓米首脳会談後から気流が多少変わりつつあるという見方もある。文大統領が米国で終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を既成事実化したほか、韓米米共同声明には「韓米日3カ国の協力増進」「韓国はアジア・太平洋地域内の規範に基づいた秩序を支持」という文言が盛り込まれた。
一方、中国政府は5日、「進展を見守っている」とし、「対話」を強調した前日の中ロ共同声明を繰り返した。中国外務省の耿爽副報道局長は同日の定例会見で、ICBM発射に成功したという北朝鮮の主張が事実かどうか確認を求められたのに対し、「関連報道を注視しながら、情報を収集中だ。状況の進展を見守っている」と述べた。耿副報道局長は「対話を追求する以外に良い方法はないのか」との記者の質問に対し、「中ロ共同声明で示した『2つの中断』(北朝鮮の核・ミサイルによる挑発と韓米合同軍事演習の中断)とツートラック(非核化と北朝鮮・米国の平和協定交渉の並行)が最も合理的で公正かつ実現可能なプランだ」と主張している。
玄武2Aは国内技術で開発した射程距離300キロメートルの弾道ミサイルで、在韓米軍が運用するATACMSは、射程距離が約300キロメートルに達し、多連装ロケット砲システムを備えている。弾頭に数多くの子弾が含まれており、1発でサッカー場4個に当たる面積を焦土化できる。軍当局は、有事の際、金正恩労働党委員長など北朝鮮首脳部を除去する「斬首作戦」に動員される核心戦略兵器の発射場面も公開した。地図に平壌(ピョンヤン)の「人民武力省指揮部」を表示した後、戦闘機から発射したタウルスにより平壌金日成(キム・イルソン)広場が焦土化され、人共旗(人民共和国旗=北朝鮮の国旗)が燃えるシーンもある。
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特に韓米が北朝鮮のミサイル挑発に対応し、合同演習に乗り出したのは今回が初めてで、これは文大統領の強い意志によって緊急に進められた。文大統領は前日午前、北朝鮮がICBMと推定された「火星14」型ミサイルを発射したことを受け、国家安全保障会議(NSC)の全体会議などを主宰し、リアルタイムで報告を受けたという。その午後遅く「私たちも(ミサイルを)発射しよう」とし、米国と協議するよう参謀たちに指示した。
その後、チョン・ウィヨン国家安保室長が夜9時にホワイトハウスのハーバート・マクマスター国家安保補佐官と電話で協議し、ドナルド・トランプ米大統領の同意を得たと、大統領府側は明らかにした。トランプ大統領は「北朝鮮の挑発に対する文大統領の断固たる意志を高く評価して共感する。とても鼓舞的であり、先に提案してくれたことに感謝する」と述べたと、大統領府は伝えた。チョン室長がマクマスター補佐官と電話協議を行ってから、トランプ大統領の最終同意を得るまでは、約1時間がかかったという。
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【管理人 補足記事&コメント】
朝鮮日報は、文在寅大統領は6日、ドイツで中国の習近平国家主席と就任後初の韓中首脳会談を行う。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射直後に行われる両首脳の初対面は、その結果によっては北東アジア情勢を左右するものと思われる。長期的に見れば、韓中合意に基づく対北朝鮮対話モードが強調されるのか、それとも韓米日による3カ国協力を基盤とした制裁・圧力が強化されるのかの分岐点になるかもしれないと報じている。中国は当初、親中的だと評価していた文在寅政権に非常に好意的だったが、先週の韓米首脳会談後から気流が多少変わりつつあるという見方もある。文大統領が米国で終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を既成事実化したほか、韓米米共同声明には「韓米日3カ国の協力増進」「韓国はアジア・太平洋地域内の規範に基づいた秩序を支持」という文言が盛り込まれた。
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連絡先 monma@asahinet.jp
朴槿恵が撃たなかった玄武ミサイル。
これでは、米韓の(トランプ-文在寅ライン)主役・脇役交代。
「北はレッドラインを越えていない」こんなのんびりした見解の
中露はドン引きではないか。
緊張が高まりますね。米軍は配置済みだが、中露には次の手があるのか。