中国が海上自衛隊の戦力に強い警戒心を示す理由とは
憲法上保持できる日本の自衛力について、防衛省は「自衛のための必要最小限度のものでなければならない」とし、「性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられる、いわゆる攻撃的兵器を有することはいかなる場合にも許されない」と説明している。
これについて、中国メディアの今日頭条は21日、米国の軍事専門家が海上自衛隊の海上戦力は中国海軍を上回ると評論していることを紹介する記事を掲載した。 記事は、米国の軍事専門家がアジア各国の海軍力を分析した結果、中国海軍の直近2年の発展は確かに著しいものの「実戦では海上自衛隊に抵抗することはできない」と分析し、「海上自衛隊と中国海軍が戦えば、海上自衛隊は完全な勝利をおさめる」と評論していると説明した。
続けて、海上自衛隊のいずも型護衛艦は「準空母」であるとしたうえで、「いずも型護衛艦の作戦能力は小型空母に近い」とし、さらに「いずも型護衛艦は将来的には艦載機を搭載できるようになると見られており、作戦能力は空母に匹敵する」と分析した。 さらに記事は、米国軍事専門家が「日本の艦艇は数は少なくても、その多くは非の打ちどころがない艦艇である」と評価し、「それゆえ海上自衛隊の海上戦力は中国に劣ることはない」と指摘していることを伝えた。
防衛省は大陸間弾道ミサイル、長距離戦略爆撃機そして攻撃型空母を憲法上保持できる自衛力に含めることはできないという見方を示している。米国の軍事専門家はいずも型護衛艦が将来、空母に匹敵する作戦能力を持つと指摘しており、こうした点こそ中国が海上自衛隊の海上戦力に対して強い警戒心を示す理由の1つだと言えよう。
http://news.searchina.net/id/1621913?page=1
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【管理人 補足記事&コメント】
日本の2015年版防衛白書に、自衛隊の今後の戦力増強計画が紹介された。
自衛隊の人員は今年3月末時点で22万6742人、防衛予算は2015年度で4兆9801億円だ。予算は韓国と比較して24%多い。装備は、海上自衛隊が全長248メートル、基準排水量1万9500トンの“空母級”ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」をはじめとする護衛艦47隻(合計排水量24万トン)、潜水艦16隻(同4万5000トン)、機雷艦艇27隻、哨戒艦6隻、輸送艦11隻、補助艦艇30隻など、計137隻の艦艇を保有。このほか、対潜哨戒機P-3Cを69機保有している。航空戦力はF-15を201機、F-4を55機、F-2を92機、E-2C早期警戒機13機など、陸上・海上・航空自衛隊で計1000機近くを保有している。
これが、2018年までの中期防衛力整備計画に基づいてさらに増強される。まず、最新鋭迎撃ミサイルを搭載したイージス艦2隻を含む護衛艦5隻、潜水艦5隻が新たに導入される。また、哨戒ヘリコプターSH-60K23機、早期警戒機4機、P-1哨戒機23機、F-35A28機、空中給油機・輸送機3機などが新たに配備される計画だ。こうした戦力の増強は、中国との問題がある尖閣諸島(中国名:釣魚島)や南シナ海で中国を牽制しようとする目標が反映されたものとみられている。加えて、沖縄に2つの飛行隊で構成される第9航空団を新たに編成、平時の防衛基盤を強化するとともに、大規模な輸送・展開能力を確保するために米国の垂直離陸輸送機オスプレイを導入する。これも、中国との有事に備えた措置とみられる。
海上自衛隊の場合、侵略した外国の軍艦や潜水艦と戦う想定で護衛艦と呼ばれる海上自衛隊の軍艦や哨戒機を使った訓練を日本近海で実施し、米国まで行ってミサイルの実射訓練をすることもある。潜水艦との戦いや海の爆弾である機雷を除去する能力は極めて高い。海上自衛隊の護衛艦は47隻で米海軍に続き実質的に世界第2位。オーストラリアがうらやましがっている高性能な潜水艦を含め、潜水艦は17隻を保有。哨戒機は70機ある。空自は戦闘機260機のほか、地対空ミサイル部隊があり、両自の防衛力はたいしたもの。陸自はソ連崩壊後、中国を意識した南西防衛に切り換え、移動しやすい部隊に変身する途上にある。
冷戦後、各国とも国防費を削減するなか、日本の防衛費の削減幅は小さく、安倍政権になってから3年連続で上昇。他国の本格侵攻に備えるという重厚長大な訓練を今でもやっているのは自衛隊を含め数少ない。米軍は自衛隊について「隊員の質、能力ともに極めて高い」と評価している。
これについて、中国メディアの今日頭条は21日、米国の軍事専門家が海上自衛隊の海上戦力は中国海軍を上回ると評論していることを紹介する記事を掲載した。 記事は、米国の軍事専門家がアジア各国の海軍力を分析した結果、中国海軍の直近2年の発展は確かに著しいものの「実戦では海上自衛隊に抵抗することはできない」と分析し、「海上自衛隊と中国海軍が戦えば、海上自衛隊は完全な勝利をおさめる」と評論していると説明した。
続けて、海上自衛隊のいずも型護衛艦は「準空母」であるとしたうえで、「いずも型護衛艦の作戦能力は小型空母に近い」とし、さらに「いずも型護衛艦は将来的には艦載機を搭載できるようになると見られており、作戦能力は空母に匹敵する」と分析した。 さらに記事は、米国軍事専門家が「日本の艦艇は数は少なくても、その多くは非の打ちどころがない艦艇である」と評価し、「それゆえ海上自衛隊の海上戦力は中国に劣ることはない」と指摘していることを伝えた。
防衛省は大陸間弾道ミサイル、長距離戦略爆撃機そして攻撃型空母を憲法上保持できる自衛力に含めることはできないという見方を示している。米国の軍事専門家はいずも型護衛艦が将来、空母に匹敵する作戦能力を持つと指摘しており、こうした点こそ中国が海上自衛隊の海上戦力に対して強い警戒心を示す理由の1つだと言えよう。
http://news.searchina.net/id/1621913?page=1
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日本の2015年版防衛白書に、自衛隊の今後の戦力増強計画が紹介された。
自衛隊の人員は今年3月末時点で22万6742人、防衛予算は2015年度で4兆9801億円だ。予算は韓国と比較して24%多い。装備は、海上自衛隊が全長248メートル、基準排水量1万9500トンの“空母級”ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」をはじめとする護衛艦47隻(合計排水量24万トン)、潜水艦16隻(同4万5000トン)、機雷艦艇27隻、哨戒艦6隻、輸送艦11隻、補助艦艇30隻など、計137隻の艦艇を保有。このほか、対潜哨戒機P-3Cを69機保有している。航空戦力はF-15を201機、F-4を55機、F-2を92機、E-2C早期警戒機13機など、陸上・海上・航空自衛隊で計1000機近くを保有している。
これが、2018年までの中期防衛力整備計画に基づいてさらに増強される。まず、最新鋭迎撃ミサイルを搭載したイージス艦2隻を含む護衛艦5隻、潜水艦5隻が新たに導入される。また、哨戒ヘリコプターSH-60K23機、早期警戒機4機、P-1哨戒機23機、F-35A28機、空中給油機・輸送機3機などが新たに配備される計画だ。こうした戦力の増強は、中国との問題がある尖閣諸島(中国名:釣魚島)や南シナ海で中国を牽制しようとする目標が反映されたものとみられている。加えて、沖縄に2つの飛行隊で構成される第9航空団を新たに編成、平時の防衛基盤を強化するとともに、大規模な輸送・展開能力を確保するために米国の垂直離陸輸送機オスプレイを導入する。これも、中国との有事に備えた措置とみられる。
海上自衛隊の場合、侵略した外国の軍艦や潜水艦と戦う想定で護衛艦と呼ばれる海上自衛隊の軍艦や哨戒機を使った訓練を日本近海で実施し、米国まで行ってミサイルの実射訓練をすることもある。潜水艦との戦いや海の爆弾である機雷を除去する能力は極めて高い。海上自衛隊の護衛艦は47隻で米海軍に続き実質的に世界第2位。オーストラリアがうらやましがっている高性能な潜水艦を含め、潜水艦は17隻を保有。哨戒機は70機ある。空自は戦闘機260機のほか、地対空ミサイル部隊があり、両自の防衛力はたいしたもの。陸自はソ連崩壊後、中国を意識した南西防衛に切り換え、移動しやすい部隊に変身する途上にある。
冷戦後、各国とも国防費を削減するなか、日本の防衛費の削減幅は小さく、安倍政権になってから3年連続で上昇。他国の本格侵攻に備えるという重厚長大な訓練を今でもやっているのは自衛隊を含め数少ない。米軍は自衛隊について「隊員の質、能力ともに極めて高い」と評価している。
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連絡先 monma@asahinet.jp
出撃基地を叩いて攻撃武力を日本に近づけない事が最良の防御と思う。
日本が基地攻撃能力を持つ事は大事だと思う。
仮想敵国に「日本は絶対に基地攻撃をしない」と油断させて出撃基地を沿岸部に作らせ、一朝ことあるとき、容易に殲滅可能なようにした高等戦術かなww