韓国経済.com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を説明するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済.com TOP  >  韓国社会 >  「国の上にサムスン」…財閥改革のためにさらに燃え上がったろうそくの炎

「国の上にサムスン」…財閥改革のためにさらに燃え上がったろうそくの炎

21日、ソウル都心で開かれた13回目のろうそく集会は「財閥改革」を要求する熱気に満ちていた。集会を主催した「朴槿恵政権退陣のための非常国民行動」(退陣行動)が前日に「ろうそく革命完遂を訴える文」を発表するほど、参加者数の減少が懸念されていたが、牡丹雪が降った氷点下の天気にもかかわらず、先週末のろうそく集会(主催側推算13万人)を大きく上回る32万人(主催側推算)が集まった。

今月19日、裁判所がサムスン電子のイ・ジェヨン副会長の拘束令状を棄却したことで、危機感を感じた市民が大挙集まったものとみられる。単なる政権交代を超えて、財閥改革に象徴される根本的な社会改革が必要という声が高まっていた。同日夕方、ソウル鍾路区(チョンノグ)鍾閣(チョンガク)にあるサムスンタワー前では、イ副会長の拘束パフォーマンスが行われた。彼の仮面をかぶった演技者が、手錠を掛けられ、サムスンタワー前から普信閣(ポシンガク)交差点まで歩き、模型の監獄の中に入るパフォーマンスだったが、実際にイ副会長が拘束される場面であるかのように、市民が歓声を上げながら集まってきて、しばらくの間、演技者が鉄格子に近づけないほどだった。

イ副会長拘束令状の棄却は、朴大統領に対する弾劾訴追案の可決後、やや緊張が緩んでいた広場を再び盛り上げている。家族と一緒に参加したというチョン・ボフンさん(53)は「最も大きな問題は財閥だ。あまりにも多くの特権を享受している。皆が不平等と不公正を肌で感じているため、広場に出てくる」としたうえで、「根本的に解決されたものが一つもない。朴大統領が弾劾されても、権力が入れ替わるだけだ。財閥の問題を解決できない政権交代は何の意味もない。同じことが繰り返されるだろう」と話した。

(中略)
行進ルートも変わった。午後7時30分から始まった行進は、大統領府がある青雲洞(チョンウンドン)方向や憲法裁判所がある安国(アングク)駅方向、財閥企業の社屋がある都心方向の三つに分かれて行われた。多くの市民たちは都心方向に向けて行進し、鍾路のSK本社や鐘閣のサムスンタワー、明洞のロッテホテルの前で、財閥総帥の逮捕と処罰を要求した。

ソウル以外の各地でも“財閥改革”を求める声が広場を埋め尽くした。済州(チェジュ)市庁前で集会が始まると、「財閥も共犯だ。イ・ジェヨンを逮捕せよ」というスローガンが聞こえた。大型スクリーンには拘束令状が棄却された後、ソウル拘置所から歩いて出てくるイ副会長の姿があった。光州(クァンジュ)錦南路(クムナムロ)で開かれたろうそく集会参加者らは、裁判所を批判するため、イ副会長が収監された姿を表現した模型を引きずって光州地裁まで行進した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/26325.html

【管理人 補足記事&コメント】
韓国経済を支配してきたサムスンなど家族経営の財閥は、過去にも贈賄の容疑がかけられたことがある。また腐敗に満ちた韓国の政治文化も同様の危機を切り抜けてきた。だが、今回は過去と違う。まず朴槿恵大統領も絡んだ今回のスキャンダルでは、最大53社もの企業が贈賄を強要された疑いがあるという点だ。そして朴氏は憲法裁判所で弾劾裁判を待つ身だ。現時点で公表されている証拠は、韓国政府が財閥の裏資金に依存していたことを物語っており、国民の疑念が正しかったことを裏付けている。

これまでに同様のスキャンダルが発生した際、企業がトップを失えば国内経済に悪影響を与えるとして、大統領が財閥の指導者に恩赦を与えてきた。李氏の父親であるサムスンの李健熙会長は脱税と横領で起訴されたが、2009年に当時の李明博大統領から恩赦を受けている。今回は朴氏が弾劾裁判を待つ身ということもあり、関係者が有罪となれば恩赦を受けない可能性もある。現状の財閥は自らが有利になるように労働規則を操作できる。2015年のサムスングループ内の合併を撤回させれば、腐敗は割に合わないという警笛を送れるが…。本来実施すべきことは、結果として中小企業改革にも結び付けることであるから、よく考えて行動することである。



最新コメント
関連記事

ブログパーツ
[ 2017年01月23日 09:11 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL