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VRの解像度が現実世界と同等に…新型ヘッドセットが量産

Varjo(ヴァルヨ)のヘッドセットを装着すれば、これまでにないほど精細なヴァーチャル映像が目の前に現れる。その性能は訓練、デザイン、エンターテインメントなどの分野に生かせそうだ。

誰も見たことがない仮想現実(VR)が実現しつつある。その解像度は人間の目で見る場合と遜色がないという。フィンランドのヘルシンキに拠点を置くスタートアップ企業であるVarjoは、現実で目にするのと何ら変わりないレヴェルの映像を映しだすVRヘッドセットを開発中だ。ディスプレイに顔を近づけるとピクセル処理されたとわかるような従来の映像とは一線を画した、高精細な映像を目の当たりにできるという。 Varjoのヘッドセットは、人間の目がモノを見るときの仕組みを利用している。どんなときであろうと、われわれの目が高解像度で見ることができるのは、焦点を合わせた狭いエリアに限られる。

「腕を前に伸ばしてみてください。その範囲があなたの視界のサムネイルです」と語るのは、Varjoの共同創設者のひとりで最高経営責任者(CEO)のウルホ・コントリだ。人間の目は動いて焦点を合わせるため、それに従って高解像度のエリアも動いていく。横書きの文章を読むときに人間の目が左右に動くのは、この中心窩固視(foveation)と呼ばれる仕組みがあるからだ。

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Varjoのヘッドセットは内部にディスプレイをふたつ用意することで、この現象を再現している。ひとつは通常のVRの解像度でヴァーチャル世界全体を映すディスプレイで、もう一方はより高い解像度で狭い範囲を映すマイクロ有機EL(OLED)ディスプレイだ。

このふたつを光学コンバイナーで合わせることで、ユーザーが目にするのはひとつの映像になる。これらにより、目が焦点を合わせるピンポイントのエリアの映像は完璧に鮮明で、周縁の映像はそれよりもぼかされている、というヴァーチャル映像が誕生した。
http://news.livedoor.com/

昨年12月、グーグルは、現在ディスプレイメーカーと共同で20メガピクセルのVRディスプレイを開発している。これは現在のおよそ10倍の解像度であり、VRで現実と同等のグラフィックが実現するという。 市販のVRディスプレイは2メガピクセルほどであり、人間が実際に目で見る現実世界と大きな差があるという課題があった、。 グーグルのVR/AR部門のバイスプレジデントのClay Bavor氏は、市販のVRディスプレイの10倍以上に当たる、20メガピクセルのVRディスプレイ研究プロジェクトを発表した。この技術が実現すれば、現実世界とVR世界の視覚的な差が大きく縮まることが期待されるとしていた。

ハードウェアの分野でVR業界を牽引するOculusは2015年、「2021年までに4K×4K(16メガピクセル)が実現するだろう」と発表していた。グーグルが開発している20メガピクセルのディスプレイはそれを超える。革新的なこの技術ですが、同時に大きな問題を抱えています。20メガピクセルのレンズを両目につけた場合、1秒あたり50-100Gbの情報を処理する必要がある。そして、その情報量の多さから、処理が難しく、実用化には程遠い技術だと思われていた。グーグルはアイトラッキング(視線追跡)技術を用いることで、この問題を解決しようとしていた。

一方、ヴァルヨのヘッドセットは、最大で70メガピクセルの鮮明な映像を提供できるという。既存の技術に工夫を加え、光学コンバイナーを使って2つのディスプレイを結合させた結果だ。正常視力を意味する「20/20」と名付けられたこのヘッドセットはさらに、いわゆる「シースルー技術(透過技術)」を搭載していて、ARおよび複合現実(MR)体験を可能にしている。ユーザーは、仮想イメージとヘッドセットの内蔵カメラが捉えた現実世界を重ね合わせて見ることができる。


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[ 2018年07月15日 12:34 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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